アレもコレも食べたい、欲張りな私の「Santosha~サントーシャ」
まー、なんていうか。
私は自分でも貪欲な人間だと思います。
ほら、いたよね鋼の錬金術師のGreed。あの気持ちよくわかる。
もうこのうさぎとか、全部欲しいよ!(←)
以前書いたヤマ・ニヤマの「アヒムサ」ですが、ニヤマの中に「Santosha(サントーシャ)」というものがあります。日本語だと「知足」と呼ばれるものです。
「足るを知る」ってことですね。
今自分が持っているもの、置かれている環境に気づき満足をしよう、という意味です。
私がヨガを本格的に学ぶにあたり、まずヤマ・ニヤマの実践から入ったわけですが、先述した通り私は貪欲で欲張りで強欲な「アレも食べたい、コレも食べたい」人間で(例えが食べ物て)。
まー、なんていうか。
この欲を意識して抑える…ことはできるのですが、その葛藤はすさまじかったです。
今の世の中。そしてアメリカ生活。
(そんな高価なものじゃなければ)ちょっとしたものなら買いたければ買えるし
(体型気にしないでいいなら)食べたいものだって食べられるし
(違法じゃなければ)やりたいことはなんでもやれるし。
それをなんで我慢しなくちゃいけないんだろ??って思ったわ。
しかしその、欲望→葛藤→我慢のプロセスを1日に何回も経験をし続けるとそのうち
「この間アレ欲しかったけど、やっぱいらないか」とか
「アレ食べたかったけど、お腹いっぱいだわ」とか
「あの人みたいな筋肉になりたいけど、サラダチキンは1個でいいわ(←)」みたいになってくる自分に気づきます。
不思議なことに「意外に今の自分って、欲しいもの持ってるのかもな」って意識がどこかに芽生えてくるんですよね。
もちろん人間の欲求はきりがないし、このコロナ禍で仕事が順調な人、うまくリカバリーをした人、そしてすぐに家族に会える環境にいる人には実際に強い嫉妬にも似た感情を持ちました。
特に私は、途中で健康も家族も何もかもを失いかけたので、本当に世の中のすべてが妬ましく自暴自棄になったこともあります。
でもだからこそ。そんな時期を経たからこそ。
今、元気に動けて、仕事もできて、筋トレもヨガもできる「当たり前だと思っていた」自分の体に満足し、国内外、血縁有無関わらず支えてくれる家族に感謝だなぁ…ともしみじみ思うわけです。
あーでもやっぱり、旅行には行きたいなぁ!!!
今日もNamaste🐰