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ペーパーマリオRPG
発売日 : 2004年7月22日
ハード : ゲームキューブ
『ペーパーマリオRPG』はゲームキューブで一番僕がやり込んだゲームです。
「マリオのゲームやから、クッパがピーチをさらってマリオが助ける定番ストーリーでしょ?」と思ったそこのあなた。全然違います!
最初の舞台はゴロツキタウンという街です。その名の通りゴロツキが多く、絞首台がシンボルであったり、警察も必要以上にごろつきをボコボコにしていたりで、なんだか治安の悪い街だなぁという印象を受けます。(可愛らしいクリボーは相棒です)
さらにマリオのお金がドロボーにすられるところから始まり、いきなりゴロツキタウンの洗礼を受けます。
こんなマリオゲーム、この作品以外ありません!
そう、本作はプレーヤーたちに不安や恐怖を多分に与えるゲームとなっています(笑)
ただ、その異質さ故にファンが多く、ペーパーマリオシリーズ(他にも5作品程)の中でも僕は一番好きです。
前置きはこの位にして詳しくみていきましょう!
1.ストーリー
ピーチ姫はマリオに手紙を送りました。手紙には「宝の地図を手に入れましたが、1人では大変なので手伝ってください。ゴロツキタウンの港で待っています。」と書かれてあり、早速港に向かうマリオ。しかしピーチ姫は港に現れず、街で探していると、宝の地図は伝説の宝を手にするための7つのスターストーンのありかを示したものだと教えてもらいました。マリオはスターストーンを探していればピーチ姫に会えるだろうと思い、新しい冒険を始めました。
あらすじはこんな感じなのですがまず、マリオが能天気過ぎます(笑)
さらわれ癖のあるピーチ姫とはいえ、おざなりにし過ぎてはいけません…(これはスーパーマリオサンシャインの写真)
また、7つのスターストーンの舞台が
城、森、闘技場、薄暗い街、南国の島、列車、雪国
となっており、前作のマリオストーリーをやっていなかった僕にはそれぞれのストーリーの展開が読めず面白かったです。個人的にはマリオが海賊の一員としてスターストーンを探す南国の島を舞台にしたストーリーが好きです。特に船長のコルテスがポンコツやけど憎みきれないところが可愛らしいです。
2.バトル
ステージを探索していて敵に当たると、戦闘シーンに移ります。戦闘シーンになると劇場に切り替わり、ちゃんと観客もいます。
ボス戦になると観客も多くなりますが、ボスが回復するためになんと観客を食べることもあります(呆然)
戦闘の仕方はコマンドバトルでタイミングよく攻撃すればダメージ量が上がります。逆にタイミングよくガードすればダメージ量が下がるのですが、それ以上にすごいことがあります!
まず、先程のガードはAボタンで行います。それとは異なり、完璧なタイミングでBボタンを押しガードすると、なんと自分はダメージを喰らわずにむしろダメージを敵に与えることができます!
ですが、敵によって攻撃パターンが異なるので完璧なタイミングでBボタンを押すのは初見ではかなり難しいです。
こういった戦略があるからこそ、コマンドバトルでユーザーが飽きないのだと思います。手堅く守るか攻めてみるか、ユーザーの腕の見せ所です。
3.このゲームの面白いところ
3つあります。
1つ目は先ほども紹介した様に、急にお金をすられたり、ボスが観客を食べたりといった予想できない展開が起こるのが面白いです。もう一つだけ印象的だったシーンを紹介すると、闘技場でもらったケーキが毒入りだったことです。当時小学生で、この時初めて姑息という言葉を覚えました(笑)
2つ目はここまでやるかというぐらいに画面一面をキャラクターで埋めるシーンが結構あって面白かったです。64からゲームキューブに変わったことでハードの処理能力があがり、開発者がはっちゃけている様に感じました(笑)
3つ目はやり込み要素が多かったので、飽きずに何時間も楽しくプレイできたのが良かったです。バッジ、モンスター、ナンシーの料理のコンプリートを目指したり、100階ダンジョン踏破を目指すのも面白かったです。
4.感じたこと
賛否両論あると思いますが、僕はこのゲームの独特な世界観が好きです。逆にそれ以降のペーパーマリオシリーズに同じものを期待してプレーするとダメです。マリオが紙という点以外は、完全に別ゲームになっているのでそこは分けて他のペーパーマリオシリーズをプレーするようにしましょう!(オリガミキングが最新作になっています)
また、個人的にサイドエフェクトにかなりこだわっているように感じました。バッジを変えて色んな音を楽しめるのも、それを使って敵を弱体化させられるのもサイドエフェクトをユーザーに意識して聴いて欲しいのかなと思いました。初めてやる人も懐かしくなってもう一回プレーする人も是非サイドエフェクトに注目しながら聴いてみてください!
5.最後に
いかがだったでしょうか。今回は『ペーパーマリオRPG』について取り上げてみました。
初めてやってみたいと思った人も懐かしいなと思った人も是非いいねお願いします!
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