メタルギアソリッド3(ストーリー編)
「人生最高の10分にしよう」
どうも、ぺかしゅんです!
今日は僕がゲーム業界を志すきっかけとなった作品『メタルギアソリッド3』のストーリーについて語っていきたいと思います!(明日は遊び心編です)
そもそも僕がゲームのことを作品と呼ぶようになったのはメタルギアソリッド3(以下MGS3)をプレーしてからです。
というのもプレーしている時は、ゲームをしているはずなのに映画をずっと観ている感覚になったからです!
バトルも当然楽しいのですが、ストーリーの続きが観たいからゲームをするという普通のゲームではあまり感じない感覚になっていました。
それほどまでに没入感があります!
なので今日は映画のネタバレレビューのような投稿になると思います(笑)
早速詳しく観ていきましょう!
1.小島秀夫監督について
まず、この作品には監督がいます。ゲームの世界ではプロデューサーやディレクターという役割はありますが、監督というポジションは中々ありません。
そんな中で本作の監督を務めたのが小島秀夫さんです。メガネがトレードマークで、MGSシリーズや『DEATH STRANDING』といった自身のゲームによく出演しています。こういうところから私は小島さんがチャーミングだと思い心惹かれてしまいました(笑)
小島さんは小さい頃から映画を観るのが好きだったそうで、映画とゲームの橋渡し的なものを作りたいとおっしゃっていました。(YouTubeの動画から抜粋したものですが、小島さんがゲームと映画の未来についても話しているのでぜひ観てください!)
僕はその知識がない状態で17年前に発売されたMGS3をプレーして映画みたいやなぁって思ったので、流石だなと思いました。
2.ストーリー
主人公であるスネークの生き様が大まかに2部構成で描かれています。スネークはアメリカの特殊部隊のエージェントで、国境を超え潜入し重要人物の保護などの任務をこなしてきました。
1.バーチャスミッション
時は1964年、スネークの初の実戦任務はソ連の兵器開発者ソコロフの亡命の支援でした。順調に潜入しソコロフの保護に成功し、後は脱出するだけだったスネーク。しかし、敵に見つかってしまい戦うしかないと思った瞬間、なんと敵側には自分の師匠であったザ・ボスの姿が…
橋で呆気に取られているスネークをザ・ボスはCQC(近接体術)で取り押さえ、その橋からスネークを突き落とし、ソコロフを奪い返しました。ザ・ボスは元アメリカの軍人で「偉大なる女性」と称えられてきました。
なので、ザ・ボスがソ連側に亡命するのは怪しいと踏んだソ連のヴォルギン大佐はアメリカの小型核爆弾を持ってくることを条件に亡命を受け入れました。そして、頭のネジが外れているヴォルギン大佐はソ連の研究施設になんと小型核爆弾を撃ってしまいました。
この想定外の出来事が全てを狂わせます…
2.スネークイーター作戦
なんとか単独での脱出ができたスネークに再度任務が与えられます。それは裏切り者であるザ・ボスの排除でした。ソ連はザ・ボスが小型核爆弾を打ったとし、「ザ・ボスの排除をアメリカができなければ冷戦は終わり、本格的に核戦争に突入する」と主張しました。
世界の命運を握ったスネークでしたが、再度ロシアに単独で乗り込みザ・ボスの戦友たちを倒し、ついにザ・ボスとの一騎打ち(師弟対決)となります。
スネークはザ・ボスに対して師匠以上の感情が芽生えており、任務中もザ・ボスを排除することに躊躇していたのですが、なんとか倒します。
そしてアメリカに讃えられ、スネークはビッグ・ボスの称号を手にし、なんとか核戦争を阻止しました。(ただ何かスネークは釈然としていません…)
ざっくりとしたストーリーはこんな感じです。
3.みどころ
まずこのゲームはステルスゲームで、敵に見つからないように隠れて動かないといけないので基本ドキドキしています。その中でムービーが入ってくるので没入感がとにかくすごいです!
そんな中でも僕は最後の帰還報告(デブリーフィング)のシーンで、全ての真実が明かされ涙が止まりませんでした。
ザ・ボスはロシアが持つ「賢者の遺産」を奪うという任務のためにロシアに忍び込んだのです。つまり、偽装亡命だったのです。
しかし、ソコロフが核爆弾を打ったことで任務のシナリオが大きく加筆・修正されてしまいます…
アメリカ政府の潔白をロシアに証明するために、ザ・ボスをアメリカ政府が公に抹消(スネークの役割)しなければなりませんでした。つまり、ザ・ボスの任務は愛した弟子スネークに殺されることになってしまいました。
これによりアメリカでは恥知らずの売国奴、ソ連では核兵器を打ち込んだ凶人という汚名を死して尚、背負い続けなければならなかったのです。
全てが終わってからそのことを知ったスネークはザ・ボスの墓場で一滴の涙を流しながら勇ましく敬礼をして物語は幕を閉じます。
僕は基本的にゲームをクリアしたらあまりやらないのですが、このゲームはしっかり2周しました(笑)
するとスネーク目線だけではなくザ・ボスの立場になって考えることもでき、辛い気持ちがひしひしと伝わってきます。
一つでも多くのことをスネークに伝えようとする姿勢や、思わず女が出てしまうシーンではザ・ボスの迷いや葛藤が垣間見えて同情してしまいました。
さいごに
AmazonPrimeやNetflixに飽きてしまった方はYouTubeでMGS3のムービー(6時間)だけでも充分に楽しめるのでオススメします!
ぜひいいねとコメントお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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