ピクミン
発売日 : 2001年10月26日
ハード : ゲームキューブ・Wii
こんにちは、ぺかしゅんです!
今回はゲームキューブのローンチゲームとして発売された『ピクミン』について語ります!
ピクミンたちが文字を描いてるのがもう可愛いですよね!
はじめに
ローンチゲームとは、ハード(今回でいうとゲームキューブ)が発売される時に一緒に発売されるソフトのことを言います。
ハード自体の性能が重要なのは間違いないですが、それ以上に同時に発売されるソフトもハードが売れるかどうかにおいて重要です!
ですが、任天堂は出せば売れるであろうマリオやポケモンやゼルダではなく、新しいキャラクター(ピクミン)で勝負することにしました。
僕は任天堂のこういうチャレンジ精神が大好きです!
こういう積み重ねのおかげで、任天堂の人気キャラクターが勢ぞろいの『スマブラ』を作ることができたのだと思います。(ピクミンはリンクの剣に隠れてちっちゃく写っています)
話を戻します。
そして、ピクミンは好調な売れ行きを見せますがその最大の要因はCMです。『愛のうた』というBGMが流れながら、「ピクミンたちが引っこ抜かれて〜、あなただけについて〜くる、今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べ〜られる」といった歌詞通りの映像がCMで流れます(泣)
ピクミンを実際にプレーしたことがなくても、この歌は知っている人も多いと思います。マーケティング戦略もうまいなぁと思いました。
購入までの流れはほぼ完璧な『ピクミン』のゲーム内容について書いていきまーす。
1.ストーリー
主人公のオリマーは宇宙を股にかける運送業者。そんなある日、隕石にぶつかってしまい宇宙船のパーツは散り散りになりながら、未知の惑星へ不時着します。宇宙船のパーツを集めて、生命維持装置が切れる30日以内に元の星に帰るのが最大の目標ですが、1人では何にもできません。すると目の前にピクミンが現れます。見たことも聞いたこともない生物に協力をしてもらいながらパーツを見つけ出し、未知の惑星からの脱出を目指します!
といったストーリーです。オリマーもプレーヤーもピクミンの生態や特徴をわかっていないので試行錯誤しながら理解を深めていきます。最初は赤ピクミンしかおらず、ピクミンの生態についてわかってきた頃に、黄ピクミン、青ピクミンが仲間になります。
ピクミンがかわええんじゃ〜
ピクミンにはそれぞれ個性があり、それを生かしながらステージの様々な敵やギミックに立ち向かっていきます。謎解きをしつついかに効率よく宇宙船パーツを回収するかを考えるのがこのゲームの1番の面白いところです。
2.バトル
敵と遭遇しても画面は切り替わらず、そのまま戦闘に入ります。基本的にはピクミン単体の攻撃は弱いので数の暴力で原生生物たちをしばきます(笑)
基本的にはピクミンを原生生物に投げて相手が攻撃してきそうなタイミングで一回避難してまたピクミンを投げるといった単純なアクションです。
しかし、横着をしたり対応を間違えるとものすごい数のピクミンが一気に死んでしまいます。あの時の「ごめん、ピクミン、俺のせいで…」という自責の念に駆られるゲームは他にないと思います。
ピクミンが死んでしまった時に出てくる魂と断末魔がすごい辛いです…(泣)
ピクミン2からは2人プレイができるようになるのですが、友達がピクミンをおざなりに扱おうものなら真面目に注意します。
「ピクミンやってる時だけ人格変わるから一緒にピクミンはやりたくない」と言われるほどです(笑)
3.面白いところ3つ
1つ目は最大100匹までのピクミンに指示を出せるところが面白いです。ピクミンは自分から何かすることはなく基本的にはオリマー(プレーヤー)が指示を与えなければいけません。
まず赤ピクミン30匹で壁壊して、その間に残りのピクミンで敵倒してルート確保して、ほんで水のステージやから青ピクミン連れて行かなあかんけど道中爆弾じゃないと壊せへん壁もあったから黄ピクミンも連れて行かなあかんな…
こんな感じで考えることがいっぱいですが、全てが上手くいって効率的にパーツを集められた時の快感はクセになります(笑)
2つ目は難易度が高く面白いです。小学生の時にプレーした僕は原生生物も怖いし、どうしていいのかわからず、獰猛な原生生物がいない安全な最初のステージでずっと遊んでいました(笑)
ピクミン2や3の方が難易度は高くなく、ゴリ押し戦法もできるようになったので、僕の中で初代ピクミンが圧倒的にトラウマになっています。
敵の体力が多かったり、ひるむことがないといった難易度は勿論あるのですが、画面には見えない原生生物にピクミンたちが知らん間に食べられることがめちゃくちゃ多くてそこをケアするのが難しかったです。
ピクミン2は紫ピクミン、ピクミン3は突撃の機能が実装されたことで難易度が下がったと思います。
3つ目は孤独と戦うオリマーの日記が面白かったです。最初の方は前向きに宇宙船のパーツを集めており、日記も前向きなものが多かったです。
しかし、段々と日数が経つにつれて不安からか変な夢を見るようになってしまいます。(ピクピクニンジンはにんじんのことで、ピクミンの名前の由来もこれに似ていることから来ている)
誰とも話すこともできず、敵か味方かもわからないピクミンと生活を共にするのはどんだけピクミンが可愛らしくても嫌だと思います(笑)
4.感じたこと
64からゲームキューブになることで200体までのキャラクターを動かすことができるようになったらしいです。そして開発段階ではマリオを128体用意するつもりだったそうですが、少し気味が悪いということでピクミンが誕生したそうです。
良いスタートダッシュが切れたからこそ続編を出すことができ、ファンを獲得し続けているんだろうなぁと思います。
そう考えると新規シリーズを出すときのブランディングや広告の打ち方は本当に大事なんだろなと感じました。
今年中には『ポケモンGO』と同じARの機能を使ったピクミンのアプリが出るそうなので要チェックです!
さいごに
いかがだったでしょうか。この記事を読んでピクミンへの愛がより深まった人はぜひいいねとコメントください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!