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映画『護られなかった者たちへ』

今回も、前情報は一切入れずに鑑賞。

一言で言うと、「切ない」
一言じゃ表せられないけど。

ある事件が起き、その犯人などは、
途中からなんとなく推測はできたけど、
それでも飽きずに物語を楽しむことができた。

東日本大震災。
絶対に忘れられない、
忘れてはいけないあの日の出来事。

ニュースで見た光景は、
今でもこの目に焼き付いている。

でも、
それだけではダメなんだなと改めて思った。
もっと勉強しないといけないなと。

この間見た、『THE DAYS』では、
震災当時の原発で起きた出来事、
戦い続けた人々、そして今もまだ終わっていないという事実を知れた。

『護られなかった者たちへ』
それは、震災後、職や家を失った被災者の方々へのサポート、生活保護の受給などといった制度。
本当はもらえる資格がない人が、
嘘をついてもらっていたり、
逆に、必要としている人がもらえなかったり。

その辺りの制度を
ちゃんと調べたことがないから、
当たり前に機能していると思っていたけど、
完全なんてものはこの世になく、
どこにも抜け道、目の届かないところはあるんやなと。

でも、必ず必要な制度で、
最初で最後の生命線。
必要としている人に、ちゃんと届けないといけない。

コロナで、
より一層、不安定な世の中で、
こういう制度をもっともっと知っていくべきだし、勉強しようと思った。


難しくてわからない、自分には関係ないか、
とかで調べもしないこともあるけど、
映画やドラマ、小説などは、
感動、恐怖だけじゃなくて、
こういうことへの興味や認知もさせてくれる、
人生の説明書、じゃないけど、
選択肢を増やしてくれる最高のものだと思う。

おれももっと多くの人の選択肢を増やせる人になりたいなと改めて思った。

この作品も、
小説でも読んでみたい作品。

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