廃棄されたパンの謎
先日、上毛新聞報道の「給食パン廃棄問題」
ご存知でしょうか?今日は現場である群馬フードサービスに伺い話を聞いてきました。
参考上毛新聞:https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/205547
緊急事態宣言を受けて突如休校を決めた市町村。
高崎市と安中市の小中学校37校分4000食のパンがその必要性を失われた。
問題にしたいのは、突然の休校延期ではなく、その4000食が「群馬県学校給食会」の指示ですべて廃棄されたこと。理由は外国産の脱脂粉乳が使用されているから。
脱脂粉乳が関税免除によって給食以外に使用できないと規定はあるそうで人にあげることもできないし、安く売ることもできない。
そもそも脱脂粉乳は戦後、栄養価が高く子どもたちの成長に必要だった。それはわかります。しかし現在はどうだろう?
調べてみたら、隣の埼玉県、栃木県、茨城県では脱脂粉乳は使用していない。群馬だってできるはずだ。
SDGs先進県を目指す群馬、新型コロナでなくても台風や大雪、インフルエンザなどの突如の休校があればまた同じことが起こる。
脱脂粉乳いらなくないですか?
新型コロナの影響で、本質的なこと構造的なことが色々浮き彫りになっている。「脱脂粉乳仕様」の陰には何があるのか知らないがこの際正しいことをやっていきましょう。
今、変えられる!
正しい未来を子どもたちへ。
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