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家にいると美味しいチャイが作れる
そもそもチャイってなに?
なにやら最近、巷ではプチブームがきていると噂のチャイ。
スターバックスで「チャイラテ」を飲んだことがある方も少なくないかと思います。
簡単に言うと「スパイス入りのミルクティー」でして、甘いようでピリッとした味わいが癖になる方も多いのではないでしょうか。
インドでは良質な茶葉が生産され、各国へ一級品として輸出されています(皆さんご存知の紅茶大国イギリスにも、等級の高い茶葉として輸出されているみたいです)。
良い茶葉は高値がついて、どんどん海外へ…
そこで、紅茶が飲みたいインド人が、余った質の悪い茶葉を美味しく飲む方法として、編み出されたのがチャイなのです。
「ミルク入れて、スパイス入れて、砂糖たっぷり入れたら美味しいでしょ!」みたいなノリだったと思うのですが、なんだか茶葉がおまけみたいなレシピですよね、、、
「チャイ」の語源は「茶(cha)」が起源のようで、なんだかとても親近感が湧きませんか。
インドのトゥクトゥクは「リキシャ―(人力車が語源)」と言いますし、インド人の東洋文化を愛してくれている様子が伺えて、嬉しい限りです。
チャイのつくり方(用意するもの)
と、いうことで、そんなチャイを皆さまにも体験していただきたく、今回のnoteを書いております。
上写真のようなスパイス、実はAmazonで全て揃うんです。
そうです、StayHomeな2020年春、どこにも出かけずして、家の中に美味しい飲み物を誕生させることが出来ます。
(むしろ原形のまま売っているスーパーはなかなかありませんので、Amazonで購入されるのが確実性が高いです)
ご用意していただくのは
・スパイス(お好み)
・牛乳
・水
・茶葉
・ミルクパン
これだけです。
お好きなスパイスを用意
定番スパイスでお勧めなのは、
・カルダモン
・クローブ
・シナモン
上記3つがあれば王道の「チャイらしいチャイ」が作れます。
そして、個人的にはこの少ないスパイスの組み合わせが一番好きです。
・生姜(ドライジンジャーでも、生の生姜でもお勧めです)
・八角(スターアニス)
スッキリさっぱり目がお好きな方は、上記2つのスパイスを足されると良いですね。
まぁ、でも色んなスパイスを入れて作ってみて、自分の好みの味を探すことも、チャイの楽しみ方です。
・ラベンダー
・レーズン
・カモミールなど
スパイスの他に、ハーブやベリー類、ナッツ類を入れたりと、是非ご自身のベストブレンドを見つけられてください。
スパイスを砕く
まずはスパイスを砕きます(クローブは砕かなくても大丈夫です)。
ほとんどのスパイスは手で簡単に砕けますので、破片で怪我をしないようにサクッと砕きましょう。
まずはスパイスだけ
まずはスパイスだけ鍋の中へ。
水から入れてもいいですし、沸騰してから入れても、どちらでも。
ぐつぐつ沸騰すると、スパイスのいい香りが漂ってきます。
茶葉を入れる
スパイスの香りがしっかりと出ましたら、茶葉を入れます。
「茶葉は何でもいいの?」と思われるかもしれませんが、スパイスとミルクに負けないためにも、「アッサム」または「セイロン」がお勧めです。
スパイスと一緒に茶葉を投入すると、紅茶が出すぎてしまい、やや渋い仕上がりになってしまいます。
なので、スパイスがしっかりと煮出されてから弱火にして茶葉を入れると、紅茶の風味をしっかりと残って美味しく仕上がります。
チャイをつくりすぎてミルクパンがやや汚いのはごめんなさい、、、、
牛乳を入れる
茶葉が出たなと思ったら、牛乳を入れて完成です。
優しい味わいのチャイがお好みの方は、牛乳が温まってから(沸騰する前に)火を止めてあげると、お上品なチャイができているはずです(インドの良いホテルに泊まったことがある方はご存知の味、ルームサービスで出てくる洒落たチャイの味がします)。
ミルク&砂糖を多めに入れて甘いチャイがお好みの方は、たっぷりと牛乳を入れた後に、3~4回煮だします(ふきこぼれやすいのでご注意下さい)。しっかりとチャイ色(茶色)になったら完成です(インドの道端で飲める the チャイの味になります)。
漉して出来上がり
茶漉しでスパイスや茶葉を漉したら、出来上がりです。
どうでしょうか、意外と簡単に作れそうじゃないですか。
スパイスを選んで、砕いて、牛乳を入れて、チャイは飲んでおいしいだけでなく、自分の手で作って美味しい飲み物だと思います。
その日の気分に合わせてスパイスを選んだり、牛乳の量を変えてみたり、砂糖を入れたり入れなかったり、定期的に作ると、色んな違いのチャイに出会えて、きっと楽しいですよ。
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