散歩、遠出、うたた寝、約束
目蓋を閉じて
ブルースに耳をすませば
優しい暗闇
時は存在しない
朝も昼も夜も
白く透明にひかる何かがぼくを誘い出す
その瞬間
ぼくはぼくらになる
どこに向かってるの?って聞こうとしたけどやめた
だってぼくらはただ
一緒に遊ぶんだ
遠くに行かなくても
遠くに行けるよ
音楽を聴けば
遠くに行けるよ
踊り出したくなるような
音楽を聴こうよ
何もかも全部忘れてしまうんだ
大切なことがこぼれてしまわないか心配なんだね
だって怖いんだよ
空っぽになるのが怖いんだね
どうして平気そうなの?ボクは真剣に悩んでるのに。君もボクなのに。
どうしてなんだろうね
あーもういいや!
そうだね
あーほんとにもういい
そうだね
ボクはボクが思う以上に大人だったみたい
約束は口に出さない方がいいと思うんだ
口にするとなんだか
嘘っぽくなっちゃうから
約束だよ?なんて言葉
嘘っぽい
本当の約束なら
心の中で
ちゃんと聞いてるから