しゅう

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マガジン

最近の記事

Nと、半端者だった頃の自分

 中学の頃毎日のように時間を持て余してた。野球が好きで野球部に入ろうとしていた俺は入学してから友達と体験入部に行ったけど朝練の時間に起きることができない。周りの友達は先輩と距離を縮める中俺は放課後の練習に参加してアウェイな気持ちを感じていた。中学から野球を始めたかったけど、周りは元々野球をやっていたり俺みたいに中学から野球を始めようとしていた友達にも兄ちゃんが野球をやってたりしたりして、みんなすぐに先輩と仲良くなったり可愛がられているように俺には見えた。俺だけが歓迎されてない

    • 曇ってるけど思ったよりあったかいね

      おはよう☀ 今電車に揺られて会社に向かっています。 いつもの電車より2本遅い線に乗ったからか空いてて快適です。 先週上司に今年いっぱいで退職したいという話をしました。夏頃に一度同じような話をしていたこともあって、その時ほどは伝えるのを躊躇わなかったけど、それでもやっぱりちゃんと伝えるのは勇気が入りました。「次は決まってるの?」「〇〇くんは他にやりたいことがあるんだろうね」って感じで聞かれたくらいです。これから上の人に話をするって言ってたからまだどうなるかわからないけど、多分

      • 散歩、遠出、うたた寝、約束

        目蓋を閉じて ブルースに耳をすませば 優しい暗闇 時は存在しない 朝も昼も夜も 白く透明にひかる何かがぼくを誘い出す その瞬間 ぼくはぼくらになる どこに向かってるの?って聞こうとしたけどやめた だってぼくらはただ 一緒に遊ぶんだ 遠くに行かなくても 遠くに行けるよ 音楽を聴けば 遠くに行けるよ 踊り出したくなるような 音楽を聴こうよ 何もかも全部忘れてしまうんだ 大切なことがこぼれてしまわないか心配なんだね だって怖いんだよ 空っぽになるのが怖いんだね どうして平気そう

        • 僕の会社の机の中には石ころと大量のどんぐりが

          石ころを握りしめる。 石ころを握ると何故だか安心する。 そしたら愛着湧いてくる。程よい愛着。 人と一緒にいると落ち着く。 そしたら愛情湧いてくる。最初は程よい愛情。だんだん膨れ上がる。押しつぶされそう?溺れそう?もうそうなってしまったらそれは愛情ではないかも。 そんな時は石ころを握る。 どんぐりを拾う。 どんぐりは1個拾ったらどんどん拾いたくなる。石ころとは違う。 どんぐりを拾う。割れてないやつ。石ころとは違う、綺麗なやつ。 どんぐりには愛着が湧かない。石こ

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        • 詩と散文
          10本

        記事

          最近のこと

          女の子の横にはお母さん、向かい斜め前はお姉ちゃんが座っている。お姉ちゃんはスマホゲームに夢中でお母さんは疲れ気味だ。2人がかまってくれないことを察したのだろう。女の子が電車の曇った窓ガラスを人差し指でキュッキュッし始めた。外の景色を見たくなったのだろうか。いや、多分そうじゃない。女の子は別に外の景色に興味があるわけじゃない。きっと今日の天気と、車内のジメジメと、今感じている少しの退屈と、退屈についてきた閉塞感なんやから逃れたくてただ、ガラスの反対側にある輪郭がはっきりとしたも

          最近のこと

          たまには酔っ払ってバカになる

          この1週間はいつにもまして力抜いて仕事した気がします! 先週の土日、フィリピンのシャルガオ島で仲良くなったオーストラリア人とその彼女と遊んだ。まさか今年中に再会することになるなんて全く想像してなかった。そいつはお母さんがイタリア人でお父さんがギリシャ人なんだけど、生まれた時からオーストラリアで生まれ育ったからオーストラリアの血が入ってないけどオーストラリア人。名前はアンドレアで、26歳でめっちゃ釣り好きでガタイがいい。で彼女とは去年ヨーロッパ旅行してる時に会ったらしい。てか

          たまには酔っ払ってバカになる

          忘れてもなくならない

          図書館で借りた本で、その本がめっちゃよくて、どうしても手元において置きたいって思うけど、でも手元に置いておけないからこそ、今読んでるこの話、この言葉から感じた感情を胸にしまっておきたいって思うのと、旅先で言葉も出ないくらい惹きつけられる景色に出会った時、何気ないけど一生忘れられないだろうなって出来事があった時、あとから思い返して、あー写真撮っておけばよかった、あー連絡先交換しておけばよかったな。でも忘れないおこう、目に焼き付けよう、今この瞬間を全身で味わおうって思うのって似て

          忘れてもなくならない

          交信

          あおむけになって 空に カラダを この瞬間 地球の どこかの だれかが きっと同じように あ、 いま、 かすめた おもいを はせる おもいを はせる 言葉になんか、 ならない おもいを あ、 ぼくの目線の端に 高く伸びた細長い円柱の先に 小さな 名前も知らない一羽の鳥 じっとして ぼくも じっとして なにを 考てるの ぼくが そんなことを考えてると 仲間の所にダイブするみたいに おそるおそる でも大胆に 降りていった

          誰とも喋らない休日

          今日はなんだか久しぶりに絵が描きたくなって今さっきまで絵を描いてた🎨 鳥書くのが楽しかった🕊️ てか絵は下手でも味が出るからいいね、下手なところを上げたらキリがないんだけど。 絵はなんか、文章よりもいい所を見つけやすいし、自分でもいいな!って思う箇所がなにかしら出てくる! あと今日図書館で100分で名著シリーズのレヴィ=ストロースの野生の思考借りてきてちょっとだけ読んだんだけど、おもしろい! レヴィ=ストロースて聞いたらなんか絶対ローストビーフが頭の中をかすめるのだけど、

          誰とも喋らない休日

          5連休おわっちゃった

          あ、5連休だったの多分俺だけじゃん。久しぶりに仕事しました。今会社終わって電車待ってます。 あー疲れたー。でも明日で今週終わりだから頑張れそう!!てか5連休まじで秒でしたわ。 一昨日は海に行きました!1人で行ったけど海も入ったよ。サーフィンしたかったけど、体験とかはあんまり気が進まんのだよなー。ちょっとボード貸してくれて、ちょっと教えてくれるくらいのお店あったらやろうと思うんだけど、、なかなかどこもちゃんとしてるからね、、 そういうのサーファーのにいちゃんに話しかけたら教

          5連休おわっちゃった

          手放してみる

          おはよう! 今日は気づかないうちに目覚ましを止めて気づかないうちに2度寝して8時前に目が覚めた。もう職場に間に合わない時間だったからすぐにスマホで上司に連絡した。「おはようございます。今日は出社しても急いでやらなければいけないこともないので在宅勤務にしてもらえないでしょうか?」了承を得た。天気もいいし晴れた気持ちになった。ベッドから起き上がってシャワーを浴びて床を掃除した。それで金曜日にいらないものはなるべく部屋に置いておきたくない!と思い立って大量の服とかタオルとか家に転が

          手放してみる

          一瞬で行けるよ

          無理に気分をあげようとするとなんか無理してるから結局疲れちゃうんだけど、音楽が聴きたくなって聴いてそしたらだんたんリズムにのってきて気づかないうちに元気になってる。ちょっと笑顔になるし余裕がでるし。 今聴きたい音楽聴こうよ。俺は今トーキングヘッズを聴いてるよ〜^ ^ 自由に歌うこの感じがたまらねーんだよなー 何かが起きそうな予感むんむん 連れてってくれるから 身を任せて ついていこうよ

          一瞬で行けるよ

          くそみたいな気持ちでくそみたいな夜を過ごしたら今までのことが何もかも全部無駄になる気がする 自分の中のメンヘラ死ね 殺すな 死ね 殺すな 今日はくそみたいな夜だ

          くそみたいな気持ちでくそみたいな夜を過ごしたら今までのことが何もかも全部無駄になる気がする 自分の中のメンヘラ死ね 殺すな 死ね 殺すな 今日はくそみたいな夜だ

          お嬢ちゃん

          何ヶ月か前にミニシアターで観た「若武者」って映画がずっと忘れられなくて、二ノ宮隆太郎監督の他の作品も見てみたくて、「お嬢ちゃん」を観た。 全てがその場その場で醸し出される感じ 表情も間も、その人間がいいそうな言葉も気持ち悪いくらいリアル 人間の滑稽さ、醜さ、気持ち悪さ どうにもならなさ 行き場のない感情 予想通りすぎる、だからこそ予想を超える衝撃で、その衝撃が胸に突き刺さったままだ。 お嬢ちゃんも若武者を見た時も言葉では表せない気持ち。目を背けたくなるけど、背けさせてく

          お嬢ちゃん

          小説が書けた

          こんにちは! 今仕事終わって帰りの電車くるの待ってます! いやー今日も仕事しましたよ。 あーそんなことはいいんだ。ついに俺史上1作目の小説が昨日出来上がったんだよ!ついにかー!!って感じだね。最後は終わりの展開がどんどん見えてきてすごい駆け足になっていって完成までいったって感じだった! ほぼピッタリ4万字くらいだから短編か中編かな? 大体文庫本って薄くても8万字くらいらしいからあとこれと同じくらいの長さの1作か、ちょい短めの2作かって感じなんだろうけどまだどうなるかわかりま

          小説が書けた

          親切なおばちゃん

          おはようございます☀ 今日は朝からいきなりいい気持ちになりました。 バス停で並んでたら晴れてるのに雨が降ってきてそれが結構な勢いで、俺は傘持って出るの忘れてあーしまったって思ってたんですけど、そんな矢先後ろに並んでた人が「入りますか?」って言ってくれて濡れないように傘に入れてくれました。 「おばちゃんの傘でよかったら」 「えーいいんですか、ありがとうございます」って遠慮なく入れてもらってちょっと世間話したらすぐにバスがきて今は電車の中です。 こういう親切さってほんと嬉しいよ

          親切なおばちゃん