術前リハビリ1週目 〜前十字靭帯(ACL)損傷〜

こんにちは、駿です。

「自分に余裕のない時でもクールにいられる」そんな漢になれたらとよく思う。

というのも、俺はメンタルが弱い。昔っからだ。筋トレで見た目の弱々しさは薄れたかもしれないが、メンタルはまだまだ。

相手を傷つけたくないポリシーがある。優しいと言ってくれる人もいるが、思ったことを伝えてあげないのは果たして本当の優しさなのだろうか。

思いを溜め込み、キャパオーバーを迎えて吐き出したことがある。自分自身でもトラウマになるレベルだった。

トラウマとは怖いものである。二度と同じ過ちを繰り返したくないと思うあまり、一度目よりも手前で拒絶反応が起きる。自分には確実に手前で起こっているのがわかるが、側から見れば「また同じことしてるよ」と呆れられる。増していく恐怖。拒絶反応はより手前で起こるようになっていく。

次は何と言われるんだろう。周囲の顔色を常に伺い、身動きが取れなくなる。苦しい。一言一言の棘に敏感になる。ただ「怖い」のだ。

自分を大事にすること。今自分に一番足りないことだ。たまには自分勝手になって、「セルフケア」をしてあげなければ。その時間の中で、自分の中で大事にしたいものを見つけていく。これが直近の課題だ。自分を知ることは、相手を理解することに応用できる。じっくり時間をかけて、心の成熟をさせたい。

そんな重い話を、月初めから、夏休み明けのこのタイミングでするなんてどうかしている。そんなアホが書く、アホの記録をどうぞ。

空を飛ぶアホ

ACL受傷から4日。
今日も真面目にリハビリ。
と思いきや、向かった先は羽田空港。

空港へ向かう高速バス、階段をケンケンでテンポ良く上がりましたが、最終段で着地失敗。固定中の足に体重がかかってまじで冷や汗。半月板だけはどうかお願い。綺麗に残ってて、、、(今もまだ神頼みしてます、どうかいってませんように)

空港に松葉杖をついているのは俺だけ。


だよな。


うん、知ってた。普通キャンセルするわ。
けど、今回はどうしても行きたかった。てことで飛びました。with松葉杖。
CAさんが松葉杖を預かってくださって、いろいろお助けいただいた。気配りが自然で、プロすぎて、そんな優しい人になりたいなと思った。

いざ、北海道へ。
いつもの10倍遅い歩行速度、俺のリュックまで持たせて、一緒に行ってくれたやつには迷惑をかけまくりましたが、まじでいい旅だった。ありがとう。友達の多さはあんまり競えないかもしれないけど、いい友を持っているのだけは自慢だ。

すすきの、夜の歓楽街。客引きのおっちゃんに、
「その足じゃあ、行けねえなあ兄ちゃん、残念!!」
と言われてしまった。ジンギスカン食えたから我慢我慢。
北海道は優しい人が多い。頑張れよ!とか、お大事にね、辛いでしょ、座りな、とか、声かけてくれた。いい人たちが創り上げるいい街。
ちなみにプロフィールの写真は、北海道の青い池で撮ってもらったやつ。松葉杖フレンドが1人いて、流石に友達になりたくなった。話しかける勇気はなかった。くそっ。

一週間の成果

無事帰宅し、受傷10日目にリハビリへ。炎症が引いてきており、膝の進展は10°を切ろうかというところ。もうちょい。けど俺は過伸展だからあと20°。

ニーブレースを外し、
・片足立ち
・ゆっくり片足腿上げ
の練習をした。
意外といける。

けど、やっぱり不安感がある。
よく不安感不安感って言うけど、これか、、、ってなる。

片足立ちが怖い。どっかでスポッといっちゃうんじゃないか。
そもそも膝は伸び切らない。膝下の脂肪体が挟まる感じ、外側の腸脛靭帯の張り、膝裏の痛み。とにかく無理!って感じがする。

でも、歩行練習は意外といけた。
ぎこちないけど、それより何より、松葉杖のめんどくささが勝った。
手のひら、二の腕、肩甲骨周りの筋肉痛が結構くる。移動しまくったからかもしれない。
「僕は嫌だ!」って気持ちは強いんやな。欅坂の不協和音思い出した。

結局、
・松葉杖なしの許可
・ニーブレースは一応着用(結局翌日に外してOKに)
となった。
実際5日目くらいから少し松葉杖なしで歩いていたけど、炎症が引いてきたら大丈夫なのかな、と感覚では思った。
ただ、ちゃんと先生に聞いて判断する方がいい。絶対に。


さてさて、今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。

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