「ちょっと会社やめてくる」~365日後に仕事辞めるやつ~しゅん
「僕は一年後に会社をやめます」
2021年11月14日、僕はTwitterでツイートしました。
そもそもなんでやめるのか。
簡単にいうと「気付いたから」です。
「いったいコイツは何を言ってるんだ?」と思った方がほとんどだと思いますが、せっかくこのページに飛んでいただいたのも何かのご縁。
ちょっとだけ話を聞いていってください。
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僕の「気付き」は3つあります。
第1の気付き
「この会社で働いていては幸せになれない」
第2の気付き
「このままだと死ぬときに絶対後悔する」
第3の気付き
「夢は叶う」
なんだか怪しい雰囲気がプンプンしてきましたねー(笑)
スピリチュアルな感じも醸し出しています(笑)
でも、あくまでも簡単に説明すると3つに分けられるというだけです。
内容はこれからお話したいと思います。ちょっと長くなりそうですが、お付き合いください。
第1の気付き「この会社で働いていては幸せになれない」
まず、この考えに至る前の昔話をちょっとだけ。
僕の性格はめんどくさがりです。とにかく何もしたくない。
あとは…おとなしいとか温厚だとか言われます。
これはたぶん小学生のときにいじめにあっていたのが原因かなとも思います。「卵か先か、にわとりが先か」みたいな話になっちゃいますけど、おとなしいからいじめにあったのか、いじめにあったから温厚な性格になったのかは忘れちゃいました。
とにかく悪い言い方をすると「人にはっきりものを言えない性格」なんです。
いけないことをしている人に対して、注意したいけどできない。そのあとの怒りの矛先が自分に向いてくるのもめんどくさい。
強引に誘ってくる人に対して、はっきりとイヤだと言えない。そのあとの人間関係が悪くなると、めんどくさい。
など、とにかく性格が悪く(笑)流されまくって生きてきた人間でした。まぁとはいえ、悪いことばかりではありませんでしたが。
流されるがままに学級委員長も任されることになったし
流されるがままに進められた高校の部活では、全国大会にも出れた。
と言う感じで、良いこともありました。
ただ全部自分で決めたことではありません。学生時代はそれでよかったんです。なぜなら数年間で「卒業」するから。また新しいことが自然と待っていたんです。
ところが社会人になってからがやっかいでした。すべて自分が選択する必要があったんです。
流されまくって生きてきた青年は当然就職も流されて入社します。
地元の中小企業で製造業。当時2,000人くらいでなかなか地元では大きい会社です。
そこからなんだかんだで現在もズルズルと続けて16年目の2019年の年末。管理職に昇進するタイミングでこれから経営にも少し明るくならないと、思って1冊の自己啓発の本を読みました。
これまで34年生きてきて、活字の本など読んだことがなかったのにそこからドンドン本を読み漁り始めたんです。2020年に入ってからも本を読んで、気付けば年間約150冊も読みました。
そしてその中で気付きました。「あぁ、そうか。このまま昇進し続けていっても金持ちにはなれないんだな」って。
僕がそれに気付いたきっかけになった本があります。あまりに有名な本なんですが「金持ち父さん、貧乏父さん」という本です。
実際、昇給したあと給料を見てもさほど変わりなくて会社員の限界を感じました。
「給料は上がらずに、責任は上がる」まさに給料と責任の反比例。
第1の気付きを得た2019年でした。
第2の気付き「このままだと死ぬときに絶対後悔する」
会社員の限界を感じた僕は、2020年からブログを始めました。
Twitterなどで目にする「場所を選ばない働き方」、「好きなときに、好きなだけ仕事して、好きなだけ休んで月収100万円」という響きに惹かれて始めました。
自己啓発だったり、ビジネス書みたいな本は大好きなので「とにかく行動しないと未来は変わらない」ということはわかっていました。だから「何もわからないけど、やりだせばきっとうまくいくんだろ!?」って感じで希望を持ってとにかくがむしゃらに記事を書きまくりました。
毎日投稿をしていたので、仕事が終わってからも2時間かけて夜中1時くらいに1記事書き上げるって感じの生活をしていました。当時はほんとにつらかった(笑)ちょっとペースが遅かったんですが5ヶ月くらいで100記事くらい書いてましたね。
ブログの世界では「とにかく毎日投稿して100記事書いてからが勝負」みたいな流れがあったので(一概には言えません)早く100記事書き上げたかったんです。ところが100記事書こうが、150記事書こうがまったく収益化できず。
あとから始めた人は1ヶ月で収益化できてたりして、めちゃくちゃ落ちこんだりもしてました。発信の軸を変えたり、メルマガ取ったり、有料の情報商材で勉強したりしてもまったく変わらず…。(結局今では凍結してますw)
「ブログはあきらめてやっぱりこのまま会社員として無難にキャリアを重ねていく方が楽かもなぁ」と思い始めました。
ところが2021年、第2の気付きを得る出来事がありました。
職場の部署変更があったのです。2020年に所属していた部署は社内でもそこそこ忙しかったのですが、部署として評価がよかったんです。
でも、2021年に配属された部署(現部署)は社内でも一番忙しく、問題だらけ。ようは「火消し要員」として派遣されたわけです。
それを知った時「本当にこのままこの会社で働いていてもいいのか…?やりたいことをやらずに嫌なことをやり続けて、働き詰めでいいんだろうか…?」そう気付いた瞬間でした。
ブログを副業で始めた時に、いろんなサイトなどで目にしたのは「いきなり会社をやめて始めるのはおススメしない。稼げるようになったらやめる方が絶対にいい」と書いてあったので、ずっと我慢してきました。稼げるようになるのを夢見て。
しかしブログもやめてしまいました。こうなると選択肢を探さなければいけなくなるんです。焦りました。安定はしたいけど、このままじゃ絶対に嫌だ。
どん底でもがいた2021年初めでした。
第3の気付き「夢は叶う」
2020年に管理職に昇給した頃から、現場仕事からデスクワークへと仕事内容が一変して体の不調が出始めました。
座り仕事が中心になって肩が凝るし、体勢は悪くなるし、頭痛はひどいし…みたいな感じで「カイロプラクティック」に通い始めました。
カイロプラクティックとは
「整体」とは違って、「カイロプラクティック」は西洋医学を基礎とし、アメリカで発祥した手技療法です。西洋医学は身体のしくみ(解剖学)、はたらき(生理学)病気、怪我のなりたち(病理学)が体系的にまとめあげられた医学であり、病院などで行う検査などもこの西洋医学に基づいて実施されています。
また、施術の目的にも違いがあります。
手技によって骨にアプローチをするという点は共通していますが、アプローチをする目的に違いがあるのです。
「カイロプラクティック」は身体の歪みをつくるおおもとの原因を探して背骨や骨盤を矯正し、身体全体のバランスを整えていくことがアプローチの目的であるのに対し、「整体」のアプローチの目的は身体の歪みが出ている部位を直接矯正していくことにあります。身体全体のバランスが整うことで、身体の様々な部分(筋肉・神経など)のはたらきが正常な状態に近づき、それにより身体の回復能力を引き出すことにつながります。
~千歳烏山北口カイロプラクティック「体のコラム」より抜粋~
整体でもよかったのですが、たまたま近くにあったいい感じのカイロがあったのでそこに通い始めたんです。
あんまり普段店員さんとしゃべることもなく、いきつけみたいな店は作らないので初めは緊張していたんですが、あまりにカイロの先生と気が合うのでだいぶ仲良くなりました。
たまに「カイロの資格取ったら?」とか言われて、勉強会の紹介をされたりもしていました。全然興味なかったので、やんわりと誤魔化していましたが(笑)
2021年にブログはやめてしまったんですが、Twitterはずっと続けています。すっかりSNSの魅力に憑りつかれていた僕は、Twitterの人たちとの交流が自己肯定感を上げてくれる唯一のつながりだったからです。
ここはつながっておかないとなんせ職場の人たちは、
いつでもため息をついて
「めんどくせぇ」とつぶやき
効率とは程遠い残業ありきの仕事をしている有様
このまま職場の雰囲気にのまれたらズルズルといってしまうと危機感を覚えていました。
なので、まずは自分の生活環境を変えようとしました。
Twitterで「朝活がいい」と聞けば始め、「プチファスティングがいい」と聞けば始め、「自分会議をするといい」と聞けば始め…
その中で「自分はいったい何がしたいんだろう?」という問いをずっと繰り返して来ました。紙に書いては、消し、書いては同じ答えにたどりつく。結局何がしたいのかわからなくなっていきました。
でもわからないなりに自分が「嫌だ、したくない」と思うことはわかってきたんです。
「時間にしばられる生活は嫌だ」「毎日子供の寝顔しか見れない生活は嫌だ」「今の仕事内容が嫌だ」「読書する時間がない生活は嫌だ」「旅行に行くための休日がないのは嫌だ」「休みたいときに許可をとらないといけないなんて嫌だ」
最初は「これは僕のワガママだ。これじゃ迷惑になるだけだ」と思っていましたが、Twitterの人たちと絡んでいくうちに「もっと自分のことを大事にした生き方がしたい」という思考に変わっていきました。
成功するには思考(マインド)から変える必要がある
なんとなくわかっていた言葉ですが、こうなってくると僕の理想の生活をかなえるためにはステップを踏んでいく必要があるなって考えたんです。
そのためにはまず環境を変える。
「愚痴ばっかり言っている人がいっぱいいる」「文句言っていて全然仕事をしない」「口癖が『めんどくせぇ』」「他人のせいにしてミスをなすりつける」「上司は怒ってばかり」
という僕の一番近い環境を変えることが先なんじゃないか?と考え始めました。
とはいえ、いきなり仕事をやめるのはめちゃくちゃリスキー。どうしようかな…と考える日々が数ヶ月続きました。
自分に出した条件は
「給料は少しくらい落ちてもいい」「時間を作れること」「仕事内容が勉強になること」「興味のある仕事内容ということ」
でした。
ある日、定期的に行ってるカイロに行ったときに先生からこんなひと言を言われたんです。
「最近めちゃくちゃ忙しくて土日もつぶれちゃってんだよね~。誰か手伝ってくれないかなぁ~?」
…これだ。
ほんとに一瞬で汗がバッ!と吹き出しました。「このタイミングでこんな出来事あるか?!」と。
カイロに行き始めてから、体の不調がすこしづつ改善されていました。その過程でいろんなことを先生に教えてもらいました。
「寝ているときに姿勢を直しているから睡眠が一番大事」
「体に入れるものから体のつくりは変わる」
「人によって摂れる成分と摂れない成分があるからサプリがあるんだよ」
などなど。改善の仕方なども教えてもらって実感して、仕事に対する姿勢もリスペクトできてかっこいいと思いました。
「先生、カイロの資格の取り方を教えてください」
その場ですぐに相談しました。そして決めました。
俺は、カイロプラクティクス師になる
ぶっちゃけ、この判断が合ってるか間違っているかなんて誰にもわかりません。これで生活していけるのか保障もありません。ただ一つだけわかっていることは
「これ以上今の職場で働いていても幸せは訪れない」
ということだけです。
これだけで十分だなと思っています。もしカイロ師になって食いっぱぐれたら僕のせいです。その時はもう家族のために必死で働きます。ただ未来はわかりません。
そしてもう一つ衝撃だった出来事が訪れます。
それはある日、音声メディア「Voicy」で聴いた番組です。「日本講演新聞」という番組で紹介された「予祝」というタイトル。これが僕には深く刺さりました。
内容は、自己啓発本を多く読んだ僕にとっては新鮮なものではありませんでした。「夢は叶う」「夢は言葉に出してこそ叶う」といったものでしたが、ちょっと違ったのは「みんなで励まし合って夢をいっしょに叶えていく」という「みんな」という部分でした。
…これだっ!!
さらに衝撃が走りました。今の僕の夢は「カイロ師になって、会社をやめること」そしてその夢はきっと…というか叶う。絶対に叶う自信がある!
なぜかブログの時にはない自信がありました。(というか今もあります)
これを利用して
Twitterでみんなで夢が叶ったら最高にうれしい!
そして夢が叶うのをみんなが祝い合うようなコミュニティーができればほんとに楽しいものになる!
だって僕は絶対に叶う自信があるんだから、僕の夢が叶ったらみんなの夢も叶う。そのお手伝いになれるんなら最高だ!
純粋にそう思ったんです。
そしてツイッターにこう書きました。
「よし!決めました!仕事辞めようと思います」
これが僕の第3の気付き、そして夢です。
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以上が「ちょっと仕事やめてくる」の理由になります。
Twitterでもまだ公表はしていなかったので、フォロワーの方々も不思議に思っていたかもしれません。
本音を言うと、まだ決心した段階なだけで何も動き出してはいないんです(11月18日現在)だからもし結局カイロも途中でやめちゃった時どうしようって思ってて公表するのをためらっていました。
でも、やっぱり「夢は口に出す」「公表する」ことで実現していくもの。自己開示しないと伝わらない、と「予祝」のネタのもとになった「実践!世界一ふざけた夢の叶え方」という本に載っていたので頑張って書いてみました。
「成功するときって、まず、自分が成功するんじゃなくて、自分の周りの誰かが先に成功して、自分の人生の視野に入ってくることを知っていてください」
「仲間の応援からはじめましょう!仲間の応援をすることは、自分の夢にもつばがっているのです」
僕が「世界一ふざけた夢の叶え方」という本で最高に好きな言葉です。
お願いがあります!
もしよかったら、毎朝6時頃に僕がツイートしているのでリプライで夢を語ってみませんか?
恥ずかしいかもしれないけれど、そこに集まってくる人は決してあなたを批判したり、誹謗中傷することはありません。
勇気を出していっしょに夢をかなえ続けてみませんか?僕が叶ったら、次はあなたの番です。
いっしょに励まし合えることを楽しみにしています。
では、今日もよい一日を過ごしてください。
「おめでとうございます!あなたの夢がかないましたね!!」
「実践!世界一ふざけた夢の叶え方」