酒蔵を知ることはその土地の歴史を知ることだと感じた

日本酒(清酒)の製造免許が60年以上新規発行されていないことはご存じですか?
その結果、日本酒を造る酒蔵は創業200年以上のところがたくさん存在します。最近は若い蔵もありますが、それは新規に製造免許を取得したのではなく、清酒の製造免許を持っている酒蔵を買収したか清酒以外の免許で製造しているか、になります。

200年前というと江戸時代。(まだ200年しか経っていないのです。)
酒蔵は家業として受け継いでいることが多く、かつ歴史が記録されていることが多いです。私たちの立場で考えるとひいおじいちゃん(おばあちゃん)の上の代の歴史が残っていることになります。
200年間続いていると歴史がとても深い。特に日本酒は地酒と言われているように地元の人たちに飲んでもらうことが多く、酒蔵を知るためにはその土地の歴史を知ることになります。
有名な城の大名に献上していたとか、先祖がこの土地で農業ができるようにした、とか1代では成し遂げることが難しそうな歴史がたくさんあります。

日本酒が好きな人は、酒蔵を通してその土地の歴史を知ってみてください。面白い発見があり、日本酒をより美味しくしてくれるでしょう。

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