客観性による先祖霊除霊の威力 除霊師サイエンスしゅんじじ
客観性による先祖霊除霊の威力
はじめに
今回執筆にあたり、つくづく思ったのは、先祖霊人格の除霊には理性、知性、論理性、特に客観性が欠かせないということです。
依頼者は、客観性があって悪質な先祖霊に苦しんでいる場合と、それに乏しく、精神状態が混とんとしていた状態で、それでも何か自分がおかしいと思っている場合に分かれます。
問題は後者の方であることは自明のことです。私の依頼者の中で後者の人は、精神状態にまとまりがなく論理的コミュニケーションをとるのが至難の業となっています。その結果、「なんだかむずかしいや、すぐに除霊してもらえると思ったのに」となり、離れて行ってしまう依頼者が多いのです。
一瞬で全てが解決し、全人格が論理的に統合されるなどということがあるでしょうか。もちろんありません。ここに理性の問題があるのです。
先祖霊人格の除霊には客観性が欠かせないことがお分かりになると思います。
しかしそうは言っても、理性に乏しい依頼者を放っておくわけにもいきません。
ではどうしたら理性に目覚めてもらうのでしょうか。私の場合,言の葉の術を使って、相手の理性を引き出そうとします。混沌とした精神状態そのものに気づいてもらうのです。それが理性確立の出発点になります。
大変な苦労と労力と時間を費やしますが、先祖霊除霊師の宿命でしょう。しかし、そういった理性に乏しい依頼者が徐々に理性に目覚めていってもらうのは、私にとって幸福なことです。
今回の執筆にあたり、理性と客観性について、情緒性の強い日本人はもう限界いるのです。また世界はデジタル化へと進んでいます。私のような新しいタイプの論理的徐霊師もいるのです。現代社会の中で、多くの先祖霊で苦しでいる方々の一人でも救済できれば幸いです
第一章 理性とは何か
(理性は人格ではない機能である。)
第二章 理性の働き
(除霊師的には人格霊、本能、感情をコントロールする働き がある)
(論理的精神状態をつくりだす根源)
第三章 理性と除霊の関係性
(除霊をしたとしても、理性がなければ先祖人格で生きる人間のまま)
(理性の強い人間は、悪質先祖人格を自覚しやす
(除霊が容易)
第四章 理性による除霊の威力
(人格霊、本能、感情は、理性によるコントロールを激しく嫌がるほど理性は強い威力をもっている)
(その威力を確立させる道筋をつけることが、除
霊師のすること。もちろん除霊師として悪質
先祖霊を除霊するが。)
第五章 理性の確立を目指して
(先祖霊除霊は一瞬で依頼者を別人にするもの ではない。)
第六章 理解能力のない場合の問題点
(認知能力の欠如した依頼者を除霊するのは困難)
(認知能力の欠如は障害と考えるべき)
第一章 理性とは何か
(理性は人格ではない機能である。)
理性は人によってその強弱が違うわけですが、理性は、本能でも、感情でも、人格でもありません。
理性は機能です。知性や論理性、認知能力、客観性も機能です。
辞書を引くと難解な説明が書いてありますが、除霊師的には機能です。といっても科学的根拠がないわけではありません。最新の心理学や脳科学によれば、そのことが解説されています。最近の心理学の進歩には目を見張るものがあります。
一般的な人は先祖人格で生きているのが当たり前で、そのことを意識したことすらないでしょう。この意識したことがないという事が問題なのです。自分で自分を意識したことがない、これは自意識とは違います。自意識なら皆持っています。ここでいう意識は、自分とはいったい何者かという上位の意識です。この上位意識を働かせるのが理性です。早い人は小学生ぐらいからこの理性の芽生えがあるでしょう。しかしそれが芽生えない人もいるのです。理性は脳の中の機能です。なぜこの機能が人間に備わっているのかは、脳の大脳新皮質や側頭葉の認知機能の発達によるものかもしれません。
つまり合わせ鏡のように、自分を意識する意識をまた意識するなどという事が人間にはできるのです。この機能の発達が理性の発達と同じということができるでしょう。理性は先祖人格ではありません。脳の機能の一つです。この機能の発達がこれからの時代、最も重要になっていくでしょう。
理性が脳の機能の一つだという理解が出発点になります。
第二章 理性の働き
(除霊師的には人格霊、本能、感情をコントロ
ールする働き)
さて理性とはどんな働きをしているのでしょうか。項目に書
いたとおり、人格霊、、本能、感情をコントロールします。
理性は自分の精神構造を理解する機能です。ですから理解出
来れば当然コントロールをし始めるわけです。理性の働きとし
ては当然でしょう。
さてここで先祖霊除霊師としての理性の働きの定義ですが、
理性は先祖霊人格から本人を脱出させて、論理脳状態に変化さ
せる機能という事ができるでしょう。
理性は知性、認知能力と密接な関係にあります。そしてこれらを動員して自分を制御しようとするのです。認知能力は、「解る」という機能を分担しているものです。知性はその名の通り、抽象概念を理解する機能です。
ここで問題なのは人によって理性の働きに差があることで
す。自分をコントロールするといっても、理性の働きが弱い人
はそれができません。一概に理性の働きといっても個人差があ
るわけで、簡単に理性による自分のコントロールとはいえない
わけです。
しかし、社会は甘くありません。デジタル時代を迎えてますます論理的精神状態が求められています。残念ながら、理性の弱い人は時代に取り残されるでしょう。
これほど理性の働きは重要になってきているのです。
あなたもここでいい機会なので、自分の理性について考えて
みてはいかがでしょうか。
理性は機能です。人格ではありません。理性が機能であるこ
とを確実に理解してください。
(論理的精神状態をつくりだす根源)
理性は論理的、客観的精神状態を作る根源です。
ここでは論理的精神状態について述べましょう。理性によって論理的精神状態になったら、その論理的精神状態で人生を行動していくわけです。これができるのは理性が根源にあるからです。
さて、ここでもう話題にしなければならないのは、論理的でない人達のことです。日本人の大多数といっていいかもしれません。つまり理性が確立していない人達のことです。残念なことですが、情緒型文化の日本では致し方ないでしょう。論理的精神状態の根源がないのです。
しかし、あなたはこの本を今読んでいます。理性について興味を持ったからこそ購読していただいたのでしょう。ですから他人のことは放っておいて、あなたは論理的精神状態になりましょう。そして能力を高めましょう。能力が高まったら高収入を目指しましょう。
理性は論理的精神状態を作りだします。論理的でなければ何なのでしょう。答えはカオスです。カオス人間のなんと多いことでしょう。私も日常生活の中でカオス人間にたびたび出くわします。その相手が何を言っているのか、何をどうしたいのかがわからないのです。もちろん低賃金非デジタル人間です。大手ネット会社のサポートオペレイターのようにはいかないのです。
理性は論理的精神状態の根源です。あなたは大丈夫でしょう。なぜならこの文章を読んでいるからです。つまり興味を持っているという事でしょう。理性の重要性を理解していただいて、時代の変化についていきましょう。
第三章 理性と除霊の関係性
(除霊をしたとしても、理性がなければ先祖人格で
生きる人間のまま)
この章では理性と先祖霊除霊の関係性について述べたいと思
います。
除霊というと宗教的神秘性を思い起こす方が多いとおもいま
す。しかし時代が激しく変化する中で、いつまでも神秘性に頼
っているわけにもいかないとおもいます。
私は理性を中心にして先祖霊除霊をしています。理性で除霊
しなければ、先祖霊除霊をした後に何が残るのでしょう。先祖霊人格と本能と感情だけでしょうか。もちろん大多数の人はそれで満足なわけですが、若い人はそれでいいのでしょうか。これから社会の荒波にもまれていくわけですが、理性、論理性が身につかないまま中高年になったらどうするのでしょう。どうにもなりません。
私の場合、先祖霊人格を除霊する場合、理性を最も重要視し
ます。なぜなら若い依頼者がおおいからです。未来ある若者
が悪質な先祖霊に苦しんでいる場合、ただ除霊するのではな
く、理性の確立を誘導します。そうしないと、本人が先祖霊除
霊の手順を理解できない事態になりかねませんし、その先、別
の悪質な先祖霊を除霊す場合、また困難な状態になります。
つまり理性による先祖霊除霊は自己啓発を兼ねているという
ことです。
文頭で述べたように、先祖霊除霊だけしても、先祖霊人格で
生きるだけなので自己啓発を伴わない除霊をしても、本人は何
も残らないということになります。ほとんどの除霊の場合それ
でよしとしているのでしょう。
(理性の強い人間は、悪質先祖人格を自覚しやす
(除霊が容易)
当然のことですが、理性の強い依頼者は先祖霊除霊がスムー
ズに進みます。
理性の強い人は自分の中の人格を把握しやすく、比較的楽に悪
質な先祖霊を除霊できます。
ではなぜ理性の強い人がいるのでしょう。遺伝です。先祖から
の遺伝です。優れた先祖を持って生まれてきたのです。
当然ですがここで問題になるのが遺伝です。先祖は選べなの
です。ここに不条理があるわけですが、私たちはこの不条理と
闘はなくてはなりません。でなければ人間は全て先祖で決まっ
てしまって、人生努力する意味がなくなってしまいます。
理性の強い人は恵まれています。しかしそれでも悪質な先祖霊を抱えている人はいるのです。理性の強い人は自分の中に自分ではない何かがいると解るのです。それで除霊師に依頼してくるのです。
依頼者がはっきりと自分でない誰かがいると解って依頼して
くるのですから、除霊師としては非常に除霊を進めやすいの
です。
残念ですが理性の低い人が理性を高めるのは大変なことで
す。時間をかけて自己啓発して理性に目覚めなければなりませ
ん。
しかしここで一つ言えることは、理性が強ければ悪質な先祖霊を除霊しやすいなら、理性さえ高めてしまえば、あとは容易だということになります。この本を読んでいるあなたは理性を高めてください。
残念ながら現代日本は理性ではなく「ノリ」が若い人の現状
となっています。除霊師としては現実世界を若い世代に知らし
める役割があると思います。
第四章 理性による先祖霊除霊の威力
(人格霊、本能、感情は、理性によるコントロールを激しく嫌がるほど理性は強い威力をもっている)
さて、表題にもある、理性による除霊の威力について述べた
いとおもいます
理性の威力は先祖霊除霊にとって心強いものです。本能、感
情、悪質な先祖人格霊は当人を支配して、自由気ままに振舞い
たいのです。束縛されるのを嫌がるのです。理性によって抑制
されることは最もそれらにとって嫌なことなのです。
しかし、だからこそ理性には威力があるのです。
悪質な先祖霊たちは人格の奥に潜んで密かに当人を支配しよ
うとします。もちろん表に出てきて当人を奇人、変人、狂人等
にしてしまう場合もあります。こうなると先祖霊除霊は不可能
で、医学の世界の話になってしまいます。
密かに潜んでいる悪質な先祖霊を捕まえるのが理性です。悪
質な先祖霊は強い力をもっています。しかしその力さえも抑え
込んで意識下に引きずり出す力が理性にはあるのです。これが
理性の威力です。
理性の発達が悪質な先祖霊の除霊にいかに必要か理解してい
ただきたいと思います。理性は武器だと考えてください。理性
は知性や論理性、認知能力と一緒になって本能、感情、悪質な
先祖霊と闘います。そして勝利します。
現代はデジタル社会に突入しています。理性の発達なくして
この世界を生き残れるでしょうか。生き残れません。
理性は強い威力を持っています。皆さんもこのことを前提に
して思考をする習慣を身に着けてください。
(その威力を確立させる道筋をつけることが、除
霊師のすること。もちろん除霊師として悪質
先祖霊を除霊するが。)
除霊師の役割とは何でしょう。除霊することです、と言って
は元も子もないでしょう。
前項でも書いたとおり、先祖霊の除霊には理性の確立が欠か
せません。その理性の確立を依頼者にしてもらうのが第一の先
祖霊除霊師の役割です。私の場合、まず言の葉の術を使って、
依頼者の理性を確立させることから始めます。まず、自分を意
識してもらう事が重要です。理性の強い人は初めから確立して
いるわけですからこの段階は飛ばして先祖霊人格の話から始め
ます。
自分を意識したことが普段ない依頼者にそれをしてもらうのは時間と
労力がかかります。もちろん自意識は皆さん持っています。問題はその
上位の意識のことで、自意識を意識できるかどうかということです。そ
れをするのが理性です。理性には強い威力があります。自分を深く理解
する機能があります。
この理性の機能を導き出すのが先祖霊除霊師のすることです。もちろ
ん先祖霊除霊師として悪質な先祖霊を除霊するわけですが、同時に依
頼者の理性の確立のお手伝いもするわけです。また、そのお手伝いをし
ないと先祖霊除霊そのものができなくなってしまいます。
このように、先祖霊除霊をするには道筋があります。一長一短ででき
ることではありません。
しかしながら、会話すら苦手な現代の若者に「理性」と言っても、理
解できない場合が多いのです。自分がどこかおかしいと感じても、そこ
でおしまいでその先には進まないのです。つまり思考能力が発達してい
ないのです。思考能力も理性の力です。ですが私は忍耐強く、言の葉の
術を使って依頼者の理性の確立の道筋をつける努力をするつもりです。
第五章 理性の確立を目指して
(先祖霊除霊は一瞬で依頼者を別人にするものではない。)
依頼者の多くは、私のところへ来てがっかりして先祖霊除霊をやめてしまう人が多くいます。そういう依頼者は私に一瞬にして別人にしてもらうつもりで来ています。
しかし、先祖霊の除霊はとても複雑で、時間がかかります。そもそも一瞬で別人になるという事の危険性があります。そんなことがあったら脳の構造や自律神経、交感神経などはどうなってしまうのでしょうか。ここでもやはり理性の問題が絡んできます。論理的に考えれば、すぐわかることですが、除霊というとそういうイメージが定着しているようです。
先祖霊除霊は脳の中の人格ネットワークを理解しなければできません。人格は一つではありません。先祖から受け継いだ7個から10個ぐらいの人格がネットワークを作って、成り立っているのです。その中に悪質な先祖霊がいる場合があるのです。
こういう複雑な構造を持つ人格を一瞬で別人にするなどという事は私にはできません。
第六章 理解能力のない場合の問題点
(認知能力の欠如した依頼者を除霊するのは困難)
そもそも認知能力の低い依頼者の先祖霊除霊をするのは私に
はできません。つまり、「解らない」という精神構造の人には
先祖霊除霊の説明のしようがないということです。
しかし、その気になったというような洗脳的行為ならできるか
もしれません。自分は除霊してもらったんだ、今日から別人
なんだと思い込ませることはできるかもしれません。
もちろん私はそういうことはしません。あくまで理性による
論理的方法で先祖霊除霊をします
(認知能力の欠如は障害と考えるべきである)
精神医学上、発達障害という病気があります。ここで問題なのは、当
然精神科にかかる必要がある多くの人間が、精神科で治療してないとい
う事実です。自分が異常者であることをわかりきっていて、悪意で精神
科にいっていないのです。私は何人もこういった人間を知っています。
こういう人間も理性・認知能力の欠如といっていいでしょうし、障害
者とみるべきでしょう。
先祖霊除霊的に見れば、悪質な先祖霊が意識表層に噴出している人間
とみます。
こういった人間は先祖霊除霊の対象ではなく、行政や社会通念の問題
ととらえるべきでしょう。
あとがき
今回、「理性による先祖霊除霊の威力」とい表題で著しましたが、つ
くづく感じたのは、人間にとって理性がいかにその人間の価値を決める
かという事です。こういう言い方をすると批判があるかもしれません
が、世界はそんなに甘いものでしょうか。いつまでも昭和高度成長期感
覚のまま、日本が先進国だなどと言ってられるのでしょうか。世界は激
変しています。デジタルトランスフォーメーションの波がもう現実のも
のなのです。
このような時代に、悪質な先祖霊人格などに関わっていられるでしょ
うか。とっとと除霊して、論理的思考人間にならなければ生き残って
いけません。それには強い理性の確立が必要になってきます。
さてここで宣伝になりますが、私のようなデジタル思考の新しいタイ
プの先祖霊除霊師が必要になってくるとおもいます。先祖霊人格の除霊
はとても論理的で理性的思考が必要な複雑なものです。特に理性が確立
していて、悪質な先祖霊に困っている方は私に相談してください。人間
の人格構造について詳しく説明いたします。
また先祖霊についても同じく説明いたします。皆さんは働いていま
す。時間に追われています。のんびりやっている暇はありません。電話
やメールでのやり取りで先祖霊除霊もいたしますが、電話の方が断然優
位です。電話代がかかるのと会話が苦手というのではお話になりませ
ん。ズーム面談もしています。とても効果があります。相談は全て無料です。
悪質な先祖霊除霊は自分への投資だと思ってください。もたもたして
いる暇はありません。日々刻々と社会は変わります。あなたは悪質な先
祖霊から解放されて、デジタルで理性的な優れた人間にならなければな
りません。
世界は日々変化しています。このような時代にあなたが優れた人間と
して生き残っていくことを切に願っています。
著者について
両親の介護を12年間した後、原因不明の心身の不調になる。
多くの書物を読み漁って治療しようと考えていた時に、突然自分の中に別人がいることに気づく、ここから、除霊に関する情報を集め、ついに「気付きの秘法」に出会う。
その後修練を重ね体得する。これにより現在、「除霊師サイエンスしゅんじじ」を開業、除霊師として活動する。
2022年4月7日
著者 宇津木俊一郎
©Shunichiro Utsuki
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