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大和魂

昨日、屋外で部活のトレーニングをしていた。僕が入っている部活はチームスポーツなのだが、なんせこんなご時世だから個人練習しかできない。そのトレーニングもハードなもので、生半可な気持ちで挑むとかなり精神的、肉体的に苦しいものとなる。その日は「あまりやる気が起きない日」ではあったのだが、ある先輩からの受けおりの「目的がない練習の日もあってもいい(やる気がなくてもひとまず練習に向かうことが大切だ、という意味)」というやや脳筋なアイデアに背中を押されて、結局練習に向かった。

案の定、中盤に至る前に雲行きが怪しくなる。高気圧でもたらされた雲ひとつない晴天による慣れない暑さのせいか、ここ最近オンライン新歓で練習の時間があまりとれないせいか、どちらか、もしくはどちらも言い訳にして「もう止まろうか…」「ここが勝負どころだろ」という葛藤に揉まれていた。

そんなときにふと彼女のことが頭に浮かんできて、障害を前にだらしなくひざまずくこの様子を見られでもしたら「かっこ悪い」と思った。

それまで、そういった「大和魂」、つまり「恥」「仁義」といった客観的に見た自分の体裁、プライドを重視する価値観がなかった、いや忘れていてんだと思う。

いつしかもう一人の自分からの「ジャッジ」に疲れて、プライドとか体裁を放棄していたのかもしれない。

最近の記事ともつながるが、僕にはこういう「客観的な視点から見た自分」、「自己分析」が足りないんだなあとつくづく思う。がんばろう。

ではまた。

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