第3回スキル評価 ~特殊攻撃系スキル編~
今回は特殊攻撃系のスキルの解説と評価です。特殊攻撃系スキルとは、攻撃時または攻撃命中時などに追撃ダメージや強烈な一撃を与えたり、攻撃モーションが速くなるなどの特殊効果を発動させるスキルの総称です。ではさっそく見ていきましょう!
①Quick Attack, Zwei Shwert
長所
・連続攻撃で攻撃回数が増える!
・育成がとても早い!
短所
・探索ではSP消費が激しい
・Forceの上昇量が低い
評価: A
攻撃時、一定確率で次の攻撃モーションが速くなるスキルです。単純に攻撃できる回数が増えるのでどの兵種とも相性が良いです。DeathやCritical(S)などの魔法効果と組み合わせるとさらに強力でしょう。ちなみに上位スキルであるZwei Shwertはウォーリア・ヴァルキリーにのみ発現します。
探索においては発動頻度が非常に多く、スキルの成長もどんどん進みますが、敵が多いエリアではしばしばSP切れを起こすことも。よって青い回復の枝(某声優V tuberさんはとんがりコーンと呼んでいますが)を壊すタイミングはエリアの敵を一掃してからの方が良いでしょう。
②Critical (S)
長所
・命中時に強烈な一撃
・連撃スキルに比べるとSP消耗は少ない
短所
・魔法効果に比べると威力がイマイチ
・探索ではSP消費がない魔法効果の方が向いている
評価: B
攻撃命中時、一定確率(無印だと20%、S付きで30%)で強烈な一撃を与えるスキルです。武器や装備品の魔法効果にもCritical (S)がありますね。魔法効果のクリティカルと比較すると、発動率ではスキルのほうが優れていますが、発動時の威力では魔法効果のほうが圧倒的です↴
スキルの威力(MAX):無印34 S付き36アップ
魔法効果の威力(MAX):無印70 S付き105アップ
攻撃力の上昇量がスキルだとイマイチなので殺しきれない場合もあります。発動率では劣るものの、ロマンを求めるならやっぱり魔法効果の方が良いですね。
③Wizard (S), Magic Arrow
長所
・発動率が高め(無印50%、S付き60%)
・ダメージを無効化されない(発動すれば必ずダメージを与える)
短所
・止めを刺せない(HP1で耐えられる)
・SP消耗が激しい
評価: B
攻撃命中時に発動すると一定確率(Wizard無印・Magic Arrowなら50%、Wizard Sで60%)で追撃ダメージを与えます。このダメージは後述するVaster(S)の範囲攻撃ダメージとは違い、無効化することは出来ません。威力は20~30と少なめですが、もとのHPが少ない兵士相手の対人戦なら相対的に痛手となります。武器の魔法効果で似たような物にMagic Boltがありますが、あちらに比べると威力で上回るのでこちらの方が優位です。純粋に与ダメが増えるので有用ではあるんですが、止めを刺せないのが残念なところ。また、発動時の効果の高さでは即死や(魔法効果の)クリティカルが絶大ですので、どうしてもあちらに比べると見劣りします。それと、今更ですがMagic Arrowはシューター専用スキルです(名前で分かりますよね)
④Force Break (S)
長所
・敵を弱体化できる。
・上限まで伸ばすと発動率が非常に高い
短所
・魔法効果のHell Wraithがすごすぎて影が薄くなりがち
評価: A
あらゆるフォースアップスキルの天敵といえるスキル。どんな強力なスキルもこれにかかれば無力化されてしまうので、対人戦でも複合SスキルやAngel Heartの対策として多用する方もいます。発動率も高いので信頼性高めですね。魔法効果のHell Wraithが激強なのでひっそりしがちですが、単体でも敵の誰かを弱らせるのは大切です。即死やクリティカルのような華々しさはないですが、当てれば当てるほどボディーブローのように後から効いてきます。弓兵にいるといいかもですね。
⑤Vaster (S)
長所
・複数の敵に同時にダメージを与えられる
・追撃系スキルと異なり止めを刺せる
短所
・Aura Shieldで無効化される
・与えるダメージも低め
評価: C
発動すると一定確率(無印で35%、S付きで40%)で周囲の敵に範囲攻撃ダメージを与えるスキルです。範囲攻撃は敵に止めも刺せるので、うまくすれば同時に複数の敵を仕留めることも出来ますね。しかしながら、範囲攻撃は弓を除く遠距離攻撃同様Aura Shield(S)で無効化されます。探索でもボスや一部の強い敵はAura Shieldを持ってますし、対人戦でもベテラン勢は前衛の兵士全員にAura Shieldを持たせています。そう考えると、意外と効果を発揮する機会は少ないです。さらに、同じ範囲攻撃ダメージなら魔法効果のHell ClawsやHadesのほうが破壊力で圧倒的に優れていますので、そちらで十分ですね。
ちなみに、Vaster(S)は弓兵には発現しません。
⑥Back Plus, Height Plus
長所
・条件さえ満たせば発動率100%
・ダメージを無効化されない
短所
・狙ってやるのは難しい
・与えるダメージがかなり低い
評価: D
敵の背後*から、もしくは高い場所*から攻撃した場合、敵に一定の追撃ダメージを与えるスキルです。とはいえ、それを狙ってやるのは難しいです。そもそもこのゲーム、自分が操作できるのは龍師と巫女のみで、兵士たちはてんで勝手に動き回るので、ぶっちゃけ地形を上手く使うとか敵との位置関係を細かく調節するのは不可能です。それに発動したところで与えるダメージもしょぼいのでWizardで良くね?ってなります。
ちなみにこの2つのスキルは弓兵には発現しません。
*背後というのは、必ずしも真後ろというわけではなく±45度の位置からになります。↴
*高所というのは、戦闘中は分かりづらいですが他と比べて高くなっている場所があります↴
⑦Thorn Armor
長所
・発動率100%で反撃ダメージ
・ダメージを無効化されない
短所
・与えるダメージが低い
・遠距離攻撃を受けたときには反撃できない
・トドメを刺せない
評価: D
自分を攻撃した相手に反撃ダメージを与えるスキルです。こちらが攻撃したときではなく攻撃を受けたときに発動するのが特徴的なスキルですね。しかし、与えるダメージ量はBack PlusやHeight Plusよりさらに低く最大で8です。しょぼい……。また、弓を含む遠距離攻撃を受けた場合は、相手に反撃ダメージを与えることはできません。スキルの効果を見ると良さげではありますが、ほとんど役に立たないスキルの代表格だと思います。
⑧REIKEN
長所
・敵のバリアを素早く破壊できる
・名前がかっこいい(個人の感想)
短所
・バリアを持たない敵には無意味(対人戦も)
・BAが低いシューターには発現しない
評価: D
魔物の中にはバリアを持つ敵がいます。このバリアを破壊するときの破壊力の指標がBA(Barrier Attack)ですが、序盤はどの兵種でもBAの低い武器しか手に入りません。しかし、REIKEN持ちの兵士なら武器の強化の際にわざわざBAを上げずに他のパラメータ(攻撃力や魔法効果など)を伸ばせます。しかし攻略を進めるうちに、もとのBAが高い装備がどんどん手に入るようになると、ほぼ用なしスキルになります。特にヴァルキリーの武器はBAが非常に高い武器が多いのでこのスキルをわざわざ持つ価値は低いです。
そして、当たり前ですが結界を持たない敵には何の意味もありません。当然対人戦でも無意味です。完全に探索用それも序盤向けのスキルです。どうせなら武器のBAが低いシューターに発現するなら少しはマシですが、名前からも分かるように前衛の兵士専用スキルです。名前はかっこいいのに色々残念なスキルですね。
特殊攻撃系スキルまとめ
特に有用:連撃スキルやForce Break (S)の弱体化
やや有用:Wizard(S), Magic ArrowやCritical (S)
ビミョー:Vaster (S)
しょぼい:Back (Height) Plus, Thorn Armor
いらない:REIKEN