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絶叫型ですが、何か?

リタイアした後、講師として数年間英語論文の書き方と口頭発表のコツ・・を講義していた大学の懇親会に久しぶりにオヨバレし、かつての同僚や学生さんたちと会いました。
共同研究歴のある企業からのゲスト参加者も多く、各地から銘酒の持ち込みも多種類におよび、けっこう吞み過ぎてしまったのですが、それはそれとして……。

「いやあ……コロナになってからカラオケに行っていないような気がするな」
そう呟くと、
「じゃ、この後で行きましょうか?」
という話になった。

主催の先生も加わり、事務方と技術の女性も加わり、先生がボトルキープする大学近くのスナックに繰り出しました。

話は変わりますが、カラオケに関して、私は家族から
ジャイアン
とニックネームされ、長きに渡り、なかなか一緒に行ってくれない、という生活を送っていました。

というのも、彼女たちに言わせると、私の歌は
絶叫型
なんだそうで、
「調子を外しているのに絶叫し続けるから、とても耐えられない!」
なんて……ったく、ひどい言われようです。

この夜は結局、(たぶん)5曲歌いました。

最初はいつものこの曲です:

高校時代のバンドで、この曲だけはエレキベース担当だったため、今でもベースコードを憶えています。
全力で(=絶叫モードで)歌います。

次も定番です:

この曲はけっこう盛り上がりますね(自分でそう思ってるだけかな?)

さて、英語ばかりでもなあ……と歌詞も好みのこの曲を:

特に好きなのはこのあたり:

二人はもはや美しい
季節を生きてしまったか
あなたは少女の時を過ぎ
愛に悲しむひとになる

作詞:阿久悠(青春時代)

年に2回、彼岸の墓参りに行く度、なぜか頭の中で流れる曲も口に出して歌ってしまおう。
風呂でもよく口ずさみますね:

いや、この歌は絶叫型ではないでしょう、むしろ哀しみを包含しているのではないですか? ── あなたはそう言うかもしれない。
ふふふ、甘いな。ジャイアンはこんな元歌も絶叫してしまうのだよ。

さあ、そろそろラストですね。帰る前にもう1曲行きますか!
この歌は、特に歌詞が好きですね。この中では1番かもしれない。

いや、これも、しみじみと歌う曲で、絶叫できないだろうって? ……いやいや、絶叫です。
特に最後のここ:

もすこし幸せに、幸せになろうよ

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