枝垂れ桜の魅力
昨日、岐阜県の御嵩町に出かけ、その途中、前回鼠志野のぐい吞みを買った『道の駅 志野・織部』に立ち寄りました。
道の駅と駐車場の間に、満開の枝垂れ桜がありました。
ソメイヨシノもヤマザクラも美しいですが、どれか選べと言われれば、枝垂れ桜(の中でも何種もあるようですが)のファンです。
ソメイヨシノなど他の桜がいかにも植物らしいのに対し、枝を垂らした桜には擬人的な特徴を感じます。
例えれば、振り袖姿で踊る娘道成寺のように ── 見えませんかね?
ところで、なぜ枝が垂れるのか ── その理由がなかなか興味深い。突然変異で植物ホルモンのジベレリンが不足し、枝の上側の組織が硬くならないために、枝が重力に耐えられないためだそうです。
植物ホルモンが足りなかったせいで、枝がたおやかとなり、植物らしくないたたずまい ── なのかもしれない。