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月イチCooking『スペアリブのトマトワイン煮込み』(9月になってから宿題を…)

私は小学生の頃、9月に入ってなお夏休みの宿題に奔走していた。いや、9月最初の数日がヤマだったと言ってもいい。

8月の終わり ── ほとんど最後の数日に本格的に宿題に取り掛かり、9月に入ってから日記をまとめて書くなど必死で取り組み、先生には「やってあるけど家に忘れた」ふりをして、何度か提出時期を遅らせていました。

夏休みの宿題の意義は『締め切り』と自分との関係を知ること|谷 俊彦 (note.com)

特に今年のように9月1日が日曜の場合は、この日が勝負!と必死の小学生、多かったでしょうね。

さて、布石いいわけの後に ── 本題です。
7月の『月イチCooking』は確かに7月中に実施しました:

8月分は……うーん。
「やらなくては……」
毎日そう思いつつ、光陰矢の如し、ジジイはやはり少年より老い易く、危険な暑さが続いた8月は台風襲来と共に終わり、迎えた9月1日 ── まあ、誤差範囲でしょう。

かねてから取り組みたい、と思っていたのが、ラムチョップ(骨付きアバラ肉)の煮込み:

しかし、最近これがなかなか手に入らない。暑すぎるからだろうか?

そこで、豚のスペアリブにしました:

これで500グラム
骨付きの重量だけど、二人なら十分でしょう
味が染みるように、フォークであちこち突き刺しておく
醤油+ニンニク+生姜+ハチミツ+ブラックペッパー+塩
この連中としっかりからめて2時間ほど冷蔵庫で寝かせる
油で表面を焼いた後、
赤ワイン400 cc + カットトマト缶を入れて1時間以上煮込む

『カットトマト缶』と書きましたが、今は紙パック入りがあるんですね。環境にも優しく、おススメです。

かなり水分が飛んで、いい感じ

このまま皿に盛ろうとしたら、同居人から、
「待て! 味見しなきゃ!」
そして、
「コクが足りない! ……こういう時は……」
とケチャップを足してもう少し煮込み、
「これで、いいんじゃないの」

大作なので、ビールのグラスもバンコクで買ったベンジャロン焼きで

「うん、これはよくできてる!」
シェフにもお褒めいただきました!
(……いや、最後に助け舟を出した自分をホメてる……?)

食後にnoteを読んでいたら、敬愛するぺれぴちさんがカットトマト缶を使ってミネストローネを作っておられました。

お、カットトマト缶だ、オレと同じじゃん!
……いやいや、ぺれぴちさんは月イチではなく、休日の夕飯はいつも担当しておられるとのことなので、夏休みの宿題を9月になってからねじり鉢巻きで取り掛かるジジイと一緒にされたくはないでしょう……。

さて、9月分はどうしようかな……。
と頭をひねっているうちに10月になったりして……。

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