蓼科で八ヶ岳山麓産の新そばをいただく
秋旅6日間の最初の日です:
中央道を諏訪ICで降りたのは既に14時過ぎで、遅い昼食に当地の蕎麦を食べようではないかとGoogleさんで何軒か探すも、
『間もなく終了』
ばかり。どうやら14:30で閉める店が多いようです。
その中で見つけたのが、そばきり吉成:
店の前にはバイクが10台ほども停車し、ちょうど店からライダーが出てきて、出発しようというところでした。
おススメは新そばの十割です、と:
もう14時過ぎなので『どうづきそば』は売り切れており、『十割極みそば』を注文。天ぷら盛り合わせも追加。
以前、八ヶ岳山麓農家の蕎麦粉を使う別のお店で食べた時には、値段は世間並だったけれど蕎麦の量が極端に少なく、向こう側の笊が『透けて見えた』くらい。
ここ『吉成』はやや高いけれどお蕎麦の量は満足できるものでした。
「新そばの香りを味わっていただきたいので、こちら、水そばもお召し上がりください。それから、そばつゆの他に粗塩も用意していますので、お好みでどうぞ」
とお店の人。
見れば、ひと口分ぐらいの蕎麦が水に漬かった状態で供されている。口に入れると ── 当然ながら ── まったく味がない ── いやいや、これが蕎麦の味か。
一部に粗塩をつまんでふりかけ、食べてみる。
うん、これも蕎麦のみの味。
蕎麦の香り、という意味では、売り切れてしまった『どうづきそば』なら甘皮も含まれているので、より野性的な香りが残っていただろう、と少々残念。
食事後、宿に向かいました。