薄切りラム肉のコチュジャン焼きに挑戦!
さて、ようやく越年借金を返済したので、いよいよ1月分 ── ようやく実カレンダーに追いついた、というわけです。
表題を見て、
「またラム焼きか!」
「このジジイ、羊以外の家畜を知らないのか!」
── 石を投げないでください。
12月分Cookingは厚切り、今回は薄切りです。
え?
「その違いが一体何だ?」
「厚切りでも、薄切りでも、食パンは食パンだろう!」
……って?
いや、そのう……味付けも大きく異なります。
肩ロース薄切りのそこそこ良さそうなニュージーランド・ラム肉を目撃しました。価格もリーゾナブルです。
レシピは肉のみでしたが、色合いが単調なのでピーマンも買いました。
まったく関係のない話題ですが、昔、
「話がピーマン」
という表現がありました。
若者は知りませんね、たぶん……ふふふ……教えてやらない。
ラム肉に片栗粉をまぶします。薄切りなので完全に両面に付けるのは難しく、そのあたりはテキトーであります。
タレは、醤油、料理酒、みりん、砂糖、それにチューブ入りのコチュジャンを混ぜておきます。
ピーマンは胡麻油で軽く炒めた後、上げておき、同じフライパンでラム肉を炒めます。
火を止めてタレをからめ、ピーマンを混ぜてできあがり。
いつもは『月イチCooking』といっても付け合わせは同居人が用意してくれるのですが、この日はサニーレタスとトマトも準備。自立しつつあります。
「それは進歩だけど、後片付けまでやってくれないと……」
── あわてて耳のスイッチを切りました。
しかし、食べてみると、どうもパンチがない。
皿にコチュジャンを足して、肉に付けながら食べました。
フライパンから味見した時はいいのでは……と思ったんだけれど……まだまだです。
それにしても、『片栗粉』って不思議な粉ですね。肉の周りに付けるだけで、独特の食感を生む。ラム肉の唐揚げを作った時に片栗粉が切れたので小麦粉で代用したけれど、いけませんでしたね……べっとりしてしまった。
しかも、もっと驚くのは、市中に出回っている『片栗粉』の多くはカタクリの地下茎からではなく、ジャガイモから製造される馬鈴薯デンプンだとのこと ── 知らなかった!