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「今年よく読まれた記事」の2位3位に昨年よりも「なるほど感」があり……

年末恒例の「今年のnoteまとめ」が配達されました。
2024/1/1~12/15の間にちょうど250本の投稿をしたようです。昨年の「通知」を開いてみたら、2023.1.1 〜 2023.12.16の間で251本だったので、気まぐれに書いているにしては不思議な(ほぼ)一致です。
Activityに変化がない、というのは、よく言えばMotivationを維持している、悪く言えばマンネリ気味?ということかもしれません。

昨年この通知が届いた時には特に感銘はなく……というのは、1位と2位は創作のまとめ的な記事で、そのためクリエーターページに比較的長期間固定表示していたからです。
3位はそうでなかったため、個別記事として実質的に1番開かれたのはこれかな、と思いました。
子供の頃に愛読した少女マンガについて書いた、きわめて個人的なエッセイです。時代を共有した人には共感を持っていただいたでしょうが、私の『個人的感慨』にとどまっています。

今年はこんな図柄で送られてきました:

事務局から通知された「今年よく読まれた記事」

今年のベスト3のうち、注目したのは2位と3位です。自分が書くエッセイ的雑文で「かくありたい」と思っている構図がこの位置に入っていたのでうれしくなりました:

1位はたまたまその日のNHK『あさイチ』で紹介されていた『性格診断』をやってみた結果を記したもので、どうやらnoteの中では最も早い『お披露目』だったらしく、この『診断』に興味を持ったnoterがトライした記事に引用していただいたためビュー数が増えた、というのが真相のようでした。
要は「他の人より早かった」というだけで、オリジナリティーは高くない記事です(いや、もちろん引用いただいたのも、開いていただいたのも、うれしくはあるのですが)。

2位は自民党の政治資金問題を検討するために岸田首相が組織した『政治刷新本部』のメンバー表を見て、かつて目にした”Big Newsを装ったBig Joke”を想い出した話です。

時事ニュースに対して個人的な意見を書く ── ただそれだけの記事はできるだけ差し控えたい、というのがnoteにおける私の基本的な姿勢です。
ひとつには、誰でも言えることを ── TVニュースを見ながらつぶやくようなことを ── わざわざ文字にする必要があるのだろうか?と思うからです(もちろん、例えば『毎日投稿』を目指す人にとっては、そのために重要な『ネタ』だというのは理解しています)。
もうひとつは、所詮限られた数のニュースを見たり聞いたりして得た情報から『意見』を書くのはどうなんだろうか、と思うからです。これは時に、危険なことでもあります。新事実が顕在化するなど世の中の見方が変化する中で『個人的意見』も右往左往している例、逆に当初の『個人的意見』に無理に固執している例も見ます。私は『X』に不参加ですが、拳を振り上げた後で知らん顔したり、前言を消去して翻ったり、構わず叫び続けたり……この種の『意見』に満ち溢れているようですね。

やはり、niteで時事ニュースにかかわる場合は『オリジナル』部分が欲しい。できることなら、他の誰も書かないであろう、個人的な体験とからんだ視点が欲しい。

3位の記事も時事ニュースと自己体験とからめたエッセイです:

創作は読者を意識して書きますが、エッセイ/雑文は基本、書きたいことを書きなぐっているだけです。
それでも、個人的な想い出や感慨だけの記事(例えば昨年3位)ではなく、時事問題のように共通の話題とオリジナル体験とがからみ合った『かくありたい』エッセイが書けて、しかもそうした記事を読んでいただいた時、無上の喜びに包まれるのです。

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