人生は短いから僕はスマホを持たない
スマホを持たないメリット15箇条:
1.どうせ自分以外の全員はスマホを持っているので頼ることが出来る
2.仕事のメールやメッセンジャーについては「即時対応」が求められるが、スマホを持っていないために「見られないので対応できません」という返事が可能になる
3.落としてもガラケーは壊れない
4.無駄なLINEのコミュニティに入る必要がなく、「既読スルー」みたいな経験をしないで済む
5.メッセンジャー等の「即レス」も物理的に無理
6.「あの人は返事が遅い」という立場でいられ続ける
7.どちらにせよ「他の皆が知っていること」は彼らが話題にするから知ることができる。その陰で自分は「彼らが知らないこと」を知ることができる
8.無駄なものに使う時間がスマホユーザーよりも短い
9.スマホがないため、ドタキャン、待ち合わせ場所の安易な変更がされない
10.「SNS断ち」が勝手に出来るため、イライラしないで済む
11.「写真撮って」と言われないで済む
12.ガラケーは1週間ほど電池が持つため、いちいち「電源のある場所」に縛られないで済む
13.旅行の時、旅行に集中できる
14.なくしてしまった時のダメージ(精神的なもの・クラウド以外のデータ・端末費用)が小さい
15.つい見たくなる衝動がなく、目の前のもの・人に集中できる
――――『捨て去る技術』中川淳一郎 P136~137
▼▼▼体力がない人の一日▼▼▼
一日って短くないですか?
すぐに終わる。
もともと僕は体力が人よりも少ない。
ショートスリーパーで、
しかも起きている間は常時出力MAXの、
明石家さんまさんのような、
「体力オバケ」と僕は対極にいる。
一日最低8時間寝ないと脳が不調をきたし、
なおかつ人より短いその起きている時間も、
出力がすぐに下がっていく。
すぐ疲れる。
そうすると、一日にできることというのは、
当然少なくなる。
あまり多くのことを僕はできないんだなぁ、と思う。
その辺はあきらめていて、
「人間っていうのは分相応というのがあるんだ」
と思っている。
僕は真実にたどり着いた。
結局「凄い人」って、
いろんな能力が高かったりするのもあるけど、
実はほとんどの場合まず「体力が凄い」のだ。
「体力が凄い」というのは、
すべての「凄い人」の大前提なのだ、多分。
若林さんだか山里亮太さんだかが深夜ラジオで言っていた。
芸能界の第一線にいる人って、
まず体力が全員バケモノだ、と。
多分だけど、経営者とか学者とか、
作家とかYouTuberとかもそうなのではないだろうか。
僕は体力のなさには自信があるから、
その真実を知ってからは、
もはや戦意喪失している。
僕は凄い人にはなれない。
そしてなる必要もない。
僕は僕になれば良い。
「世界で最も陣内俊になる」ことは、
僕を除いて誰もできないのだから。
だから8時間以上寝て、
あまりたいしたことは達成できなくて、
ひとりの人と30分話すと、
もう午後は使い物にならぬほど頭がくたくたになって、
よく風邪を引いて、
無理がたたると持病の鬱病が再発する。
(鬱病はちなみに脳の病気であって心の病気ではない。
「心、大丈夫?」と聞かないでください。
「頭、大丈夫?」と聞いてください。
あ、それはそれでヤバい意味になるのか。難しいね)
朝起きたらすでに身体が痛くて(←これは老化)、
「え? もう一日が終わったの?」と、
人よりも早い一日のエンドロールが流れ、
人よりも遅く一日のオープニングが始まる。
僕の人生はショートムービーか、
ってぐらい、「可処分時間」は短い。
だって体力がないんだもの。
だから多くは達成できないだろうなぁ、と思う。
そして、これが本題なのだが、
だから僕はスマホを持たない。
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