24時間営業じゃない「コンビニ」の価値
久しぶりにニュースから考える。
大阪の『セブンイレブン』を舞台に、会社側とセブンオーナーの裁判が行われ、セブンイレブンが勝訴した件。
オーナー側は控訴することにしたようで…。
事件の発端は
「もう限界や! 無理無理!」
と、オーナー側が勝手に深夜営業を止めてしまったことが原因。
これが契約違反ってことで騒動が勃発したのだが、
「我々は奴隷じゃない!」
とか言い出すのは…。
部外者としては、ちょっとオーナーサイドが空気読めないというか…。
”そういうの”もひっくるめて【契約書】に同意してサインしたんじゃないのか? …って思う。
「今後は酒屋とか個人の小売として生き残るは無理だからコンビニにジョブチェンジしよ!」
みたいな”ノリ”だったのかどうかは知らない。
(コンビニのオーナーなんてやったことないので)
あと
「体調が悪化して続けられないことによる違約金」
が発生するのかどうかも分からない。
癌を患って手術をしないといけない…入院しないといけないにも関わらず
「だったら、違約金を払って辞めて下さい」
という対応をしてきたら「オーナーは奴隷じゃない!」と言えるのも分かる。
「体力的に(?)厳しいから営業しません」、、と。
このように、勝手に経営方針を変えられたり辞められてしまうのを防ぐために、【セブン&アイホールディングス】はがんじがらめの契約書を作っているわけだよね。。
「お店の明け渡し」…というからには雇われオーナーなのかね?
じゃあ。
オーナー側の言い分はともかく、お客側としては「買い物をしたい時に営業していないコンビニ」に価値は見いだせないわけでね。
都会ならいいけど、田舎の夜は開いているお店超少ないから、勝手に閉店されちゃうと買い物が大変なのよね。
客にそう思われてしまうことが「セブンイレブンというブランドの毀損」に当たるわけだろう。
個人商店とチェーン店の違いを理解せず
「加盟料を出してオーナーになったんだから店は俺の物だ!!」
「俺の物なんだから、どうしようと勝手だろ!」
と傍若無人に振る舞っているようにしか見えないんだけどな。
俺的には。
中国の不動産会社「恒大集団」に自らの意思で投資しておきながら、破綻する情報が流れると「お金返せ!!」と言っている出資者と同じに見える。
投資したのは自分の責任であり、コンビニのオーナー契約したのも自分の責任っていうね。
昔はどうか知らないが、今って…コンビニが多すぎて「儲ける」ことは出来なさそうなイメージ。
セブンの営業(開拓?)担当の口八丁手八丁に乗せられ、個人商店がコンビニに乗り換えて「騙された〜!」ってなっているケースもなくはないと思うが。
ブランドに加入した、どこかの企業の傘下に入ったなら、やはり上の方針には従わないといけないわけで。
コンビニはバイトするのもオーナーになるのもブラック覚悟でいかないとあかんね…。
このニュースをキッカケに、コンビニオーナーになりたいって人が減るのかな?
この負けたオーナー、むしろお店を諦めて暴露系YouTuberになった方が儲かる気がしてきた…(苦笑)。