見出し画像

深夜の完食図鑑・96食目 「黒カレー」

 ごくたまーに…謎に「カレー」が食べたくなる期間があったりする。
 で、先日その”周期”に入り込み「どこのカレーを食べよう…」と迷っていたが、ふと「ココのカレーを食べてないな」ということに気付く。
 そう…

吉野家

 だ。
 ちょうど、この前「月見牛とじ丼」を食べた時に気になったのよね。

未開拓だった吉野家のカレー類

 一番シンプルで安い「黒カレー」を注文してみた。
 出てきたのは…。

シンプル is BEST なカレー

 具材がまるで見当たらない、ルーが黒色のカレー。
 何もトッピングしないとルーだけなのか…。
 「福神漬け」さえ乗っかっていない。

 いざ、食べてみると…うん!

レトルトカレー

 だ。
 具材に特別なスパイスとかを煮込んでる感じもしない、超シンプルなカレー。
 良く言えば「毎日食べても飽きがこない食べやすさ」。
 悪く言えば「親子丼は10年かけて開発してきたくせに、カレーは手抜きかよ」。

 これで393円か…。
 思うに!

*レトルトカレーを買ってくる手間
*レトルトカレーをチンする手間
*ご飯を炊く手間
*汚れた食器を洗う手間

 これらを全てやってくれる「手間賃」が393円ってことになる。
 高いのか安いのかは、その人の感覚次第だろう。

 今回の試食で分かったことは

「黒カレー」は『吉野家』の秘伝のタレで煮込んだ牛肉と合わせることに価値がある!

 ということかな?
 多分、あの牛肉をこのシンプルカレーで食べることで、カレーの味も引き立つんだろうな…と思ったわけで。


 ちなみに、俺は…

俺のカレーの食べ方

 こんな風にライスでカレーのルーを包囲しながら食べていく。
 なるべくルーを残さないために。

フードロス削減しましょう

 あっさりと完食。
 ごちそうさまでした。

 パンだったらもうちょっとキレイに拭き取れるけど、ライス&レンゲだとコレがすくえる限界。
 あとは舐め回すしかなくなる。


 ちなみに!
 ライバルである『松屋』の「オリジナルカレー」は480円。
 ただ、アッチ松屋は「福神漬け」と「味噌汁」がついてくるから、87円の差をどう考えるかだよね…など色々と”計算”してみたが、味にしても「黒カレー」は『松屋』に惨敗していると思う。
 なんなら『セブンイレブン』の弁当のカレーにも味(クオリティ)で負けていると思ったなぁ。

 コンビニカレーに比べて『吉野家』のカレーが勝っていると思われる点が

「プラスチックのゴミを出さないでいい」

「作る手間と後片付けの手間を省く」
(=行くだけで食べられる)

 というのは、ちょっと虚しすぎやしないだろうか?




いいなと思ったら応援しよう!