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放送作家の「確定申告」
国税庁が運用する【e-Tax】がシステムダウンした模様。
会場に直接行き申告して良かったわ(苦笑)。
確定申告は「夏休みの宿題」と一緒で…わりとギリギリでやる人も多いんじゃないだろうか?
「締切が迫っているから仕方なく腰を上げる」っていう。
そこでのシステムダウンは…正直痛いし面倒だよね。
一応、ウイルスの影響もあり「期限内の申告が困難な場合は4月15日まで期限を延長できる」とされているが…。
なるべくなら確定申告は早めにチャッチャと済ませておきたい案件ではある。
そう言えば、以前に作家仲間で集まった時…
「年商800万を超えたら会社組織にした方がいいよ」
という節税対策を聞いたことあったな…。
ただ…法人とか面倒くさそうだし、何より今はそんな稼げない!
なので「会社なんて作らなくて良かった…」と心から思っている(笑)。
ってわけで、自分は相変わらず個人事業主として申告をしているわけだが。
本来、ある程度の高収入を得ていれば…
堀江貴文さんの言う通り、税理士さんに丸投げしてしまった方が効率が良い。
数十万円の手数料を支払い、領収書の計算を込み込みで依頼することで、余計な心配事や事務作業の負担が一切無くなる。
その浮いた時間を企画書作成や台本作業に充てられるって寸法。
そんな時期、ニュースで流れてきたのが…
確定申告の作業には半日以上の時間がかかるらしい…という情報。
これには「ん?」と思った。
記事の中では「確定申告に必要な作業時間」について…
「源泉徴収票や領収書など必要書類のとりまとめ」(129分)
「データの集計」(127分)
「集計結果の記入や入力」(121分)
「その他」
これらをトータルして「作業時間は平均で【752分】かかる」としている。
でもこれって、
「書類提出のために税務署まで出向く移動時間」
「分からないことを調べる時間」
といったことも加味されているのだろうか?
ぶっちゃけ、「確定申告にかかる細切れ時間」をまとめると半日じゃ済まないと思ったんだけどな…。
確定申告を「料理工程」に例えると、
日々の領収書集め(整理)
→ 食材を田畑で育てる
提出する書類の作成
→ 集めた食材をカット
調理して盛り付け
という感じ。
この「農作物を育てる」行為にかかる時間をすっ飛ばしているってことに違和感を感じたのだ。
まぁ、そんな「様々な手間」がかかるので
そういった煩わしい行為の一切合切をプロにお願いしないで、わざわざ自分の時間を削って作業しているお前らってアホなの?
というのが堀江さんの言いたいことだろう(苦笑)。
で…税理士さんにお願いしない場合に困ってしまうのは
分からない事
(イレギュラー)
が多すぎるということ。
だから【e-Tax】で出来ないのよね…。
【分からない事】の例
生命保険控除で「旧制度」と「新制度」が混在する年度の入力の仕方
医療費が控除されるか否かの判断
また、控除された場合「内訳書」の書き方
経費の詳細について記入するフォームが消失しているけど、どこか別に書くの?
「ふるさと納税」の分ってどう記入するの?
※いくらまで控除される?
そもそも「所得」の種類は?
営業利益? 雑所得?
源泉徴収票に送られてきた項目の種類が無い!
(雑所得だと「放送謝金」という選択肢が無かったりする)
〜等々
とにかく1つでも間違えると「修正申告をしなければいけないのではないか?」というプレッシャーから、とうてい自宅で1人で作業出来るようなものじゃない…と自分は思っている。
で、せっかくやり方を覚えたと思ったら、翌年には「新方式」が導入されて計算式が別なものになってたりと…その年のトレンドみたいなのを取り入れないといけないトラップがあるんだよね(苦笑)。
東日本大震災の後にあった復興税的な、ね。
今年度の変更点は税務署からの「お知らせ」の書類やホームページに書いてあるけど、あんな明朝体だらけの文字がビッシリ書かれた書類を隅から隅まで誰が熟読するねん…。
絶対に取りこぼし出るし、どう解釈していいのか分からないところも出るし。
なので、それらを含めて
「私の書類に記入漏れはありませんか?」
と確認しながら作業をしたいから、【e-Tax】ではなく税務署まで出向いているわけで。
とりあえず、若手放送作家で初めて確定申告をする人に言えることとしては…
「マイナンバーカードは持っていこうぜ!(作っておこうぜ!)」
「還付金が戻ってくる銀行口座の情報も忘れずに!」
「国民年金と国民健康保険も控除されるよ!」
などの盲点があるので注意してね…ってことで!
早く返ってこい、還付金!!
…どうせ税金がらみで相殺されちゃうんだけど(苦笑)。
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