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【廃棄物経済学】 冬季のQOLをアゲる!

 以前から自分の中の「環境保護」のテーマである

「どっちが地球にとって優しいのか?」

 問題。
 例えば…

プラスチック箸を使えば資源を消費しなくて済む
  vs
割り箸を使う方が間伐材の利用の促進がされて良い

 みたいな。
 割り箸は資源を消費するけど、本来なら廃材となってしまう部分を使えば問題ないんじゃないの〜みたいなデータって、フワッとしか分かっていない人が多いと思う。


 そういうのがテーマになった【学問】があるということを知ったのはここ最近の話で。

 【廃棄物経済学】というものだが。

 それにならって俺も考えた。

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やっぱり、マグカップを洗うんじゃなく紙コップを使うことにしよう!
少なくても冬の間は。

 ということを。

 「紙コップで資源を消費しやがって! 全然地球に優しくないだろ!」という意見が出てくるのはもちろん承知してる。
 じゃあさ…

そのコップ1個を洗うためだけに使う洗剤と、その洗剤を洗い流した水道水は地球にとって悪影響は無いのか?
その排水で魚は生活出来るのか?
そして、その排水を飲んで育った魚を食べたいと思うか?

 そういった「答え」や「意見」を数字データで具体的に教えてくれ。
 文句をつけてくるってことは、資源問題にさぞかし詳しいんでしょうよ?
 …と言いたくなる。
 色々熟考した結果「木材資源と水資源」どっちを選ぶかってことだ。


 現在、男の一人暮らしで外食が中心。
 家で料理をすることはまずない。
 せいぜい作っても「お湯を沸かしてカップラーメンを食べる」…というのがMAXぐらいだ。
 一時期ハマりかけたメスティンを使った料理も、今はやっていないし(苦笑)。

 そうしたことを言うと「自宅で料理した方が安くつく」と言ってくる派が一定数はいる。
 ただ、考えてみよう…。

・献立の検討
・材料の買い出し
・調理
・実食
・片付け

 これだけの手間と時間をかけて「やった! 一食の食費が200円だった!」ってなっても、時給とかに換算するとズタボロじゃないかね?
 俺は「食器洗いとか調理で1時間とか取られるなら、外食で済ませた方が楽。その分仕事して稼ぐから」…というのが昔からの考え方としてある。

 というわけもあり自炊はたまにしかせず…。
 普段の洗い物はコーヒーや紅茶を飲むためのコップぐらいしか出ない。
 そんなコップ1〜2個のために洗剤を使った洗い物をすることに疑問が出てきたわけだ。


 で、そんな折に見かけたけんすうさんの【廃棄物経済学】の理論。
 「これは俺も真似しよう」って思った。
 洗剤が地球環境水資源に与える悪影響もさることながら、なにより…

冬場の洗い物は水道水が冷たすぎてツラい!

 これに尽きる(苦笑)。

 底辺層で生きている者なので、食器洗い乾燥機などという贅沢品を買う経済的余裕などまるでない。
 あったとしても、ガスでお湯を沸かして洗うのがコップ1〜2個っていうのは非効率の極みだし。
 (除湿機は洗濯物を乾かし、カビを発生しにくくする「必需品」かと)


 偶然にも、そういう紙コップなどのレジャー用品を大量に安く売っているお店を見つけていた。
 大きさとか色々悩んで…400mlタイプの大きめの紙コップをチョイス。
 50個で約500円なので、1個10円の計算だ。
 いつも使っているダイソーのマグカップと大きさを比較するとこんな感じ。

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 若干、容積が大きめのものを買ってみた。
 インスタント味噌汁とかも飲めそうな大きさだ。

 早速、紅茶を淹れてみる。

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 うん!
 紅茶を飲んでも「水が冷たい中で洗い物をしなくていい!」という心理的なハードルは無くなった。
 だいたい1個で2〜3回ぐらいは使い回せそうかな?

 まぁ安物なので、持ち手が無かったり高温(熱さ)が紙を通して手にダイレクトに伝わってしまうのはご愛嬌。
 高機能タイプの紙コップもあるが、そこにコストをかけるつもりはない。
 自宅での数時間の作業中に、少しの「安らぎカフェイン」をもたらしてくれればいいだけなので。

 今回、マグカップから紙コップにしたことで、ちょっとだけ「生活の質Quality of life」が向上した気がする。
 コップ同様にお箸も割り箸を使うようにして、冬場の洗い物は無くすことにするつもり。

 汚しちゃっているので紙コップはリサイクルに回せないが、割り箸を含めて何か活用法があるとさらに地球には優しくなれそうな気がする。




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