知識で高める【生存率】
『日経エンタテインメント』の10月号がどこの書店を回っても完売してやがる!
焦った…。
毎月4日発売の『日経エンタ』だが、他の雑誌とあわせて買おうと思い先延ばしにしていた。
(※領収書の計算が面倒なため、1枚でも減らしたい)
で、発売から5日後…いつもの書店に行ってみたら・・・無い。
「あれ? 珍しいな…売り切れ?」と思いつつ、仕方ないが「困った時の『ブックファースト』しかないか」ということで…。
わざわざ新宿まで出かけるハメになった。
他の書店で売り切れている本でも、ここに来れば残っていることが多いからだ。
いざ、広大なフロアへ足を踏み入れてみたが…やっぱりココでも無い。
雑誌の置いてある場所を間違えているのかと思い店員さんに聞いてみたら「売り切れ」とのこと。
このあたりで嫌な予感がし始めた。
慌ててスマホを取り出してGoogleを開き「日経エンタテインメント 10月号」で調べると…最新号の表紙に
すとぷり
の文字が見えた。
「あっ……ヤバい。これが元凶だ……」と一瞬で悟った。
一縷の望みを賭け、新宿駅の西口から東口へと走り閉店間際の『紀伊國屋書店 新宿本店』へ行ってみたが…結果は同じ「完売」だった。
店員さんがデータベースで在庫を確認することなく「売り切れです」って即答したことを考えると、俺の前にも相当数の問い合わせが来ていたのだろう。
「帰り道を歩きながら、ファンが目を付けてないコンビニにあるかどうかをしらみつぶしに探していくしかないかな…」
と思ったが、最近のコンビニは雑誌の種類を置かなくなっている。
なので『日経エンタ』を置いている望みは限りなく薄い。
一応『日経エンタ』のツイッターを見て確認したところ…。
やっぱり、全国各地で完売・品切れが続発しているようで…。
普段、『日経エンタ』を買わない層が急に買い求めたため、通常の発行部数では全然足りなかったんだろう。
昨年に『鬼滅の刃』が表紙を飾った時でも完売続出なんて起きなかったのに。
恐るべし…『すとぷり』効果。
公式ツイッターによると1〜2週間後になれば出回り始めるとのことだが、それだとちょっと時間がかかりすぎるな…。
最悪、買えない可能性も出てきてしまう。
で、立ち止まって色々思考を巡らすことに。
「多分、大手のチェーン店は全滅だろう」
「目の付けられていない個人書店を探すしかないが、最近は潰れるところも多いし、そもそも新宿で個人書店ってそんなにあったっけ?」
「Amazonも競争率は高そうだが…ネット宅配はもともと嫌いなんだよね」
などと考えていたら、ある書籍売り場を思い出した。
「ヨドバシカメラだ…」
踵を返して、新宿東口の紀伊國屋書店から再び西口方面へと戻り『ヨドバシカメラ』へ。
で…書籍売り場へ行ったら…
「ビンゴ〜!!!!」
まだ2冊も残っていた。
さすがの腐女子軍団も、ここに『日経エンタ』が置いてあるとは思いもしなかっただろう。
ヨドバシは”書店”じゃないから、電話での問い合わせも思いつかないはずだし。
今回は、俺が普段から通っている『ヨドバシカメラ』で
「なんで家電量販店で『テレビジョン』とかの普通の雑誌が売ってるんだ?」
と以前から疑問に思い引っかかっていた…その知識(記憶)に助けられた。
ミスチルよろしく「ニシエヒガシエ」奔走した結果、新宿に来たクエスト(目的)を無事にクリア。
”ひと仕事”終えて帰路についた。
その帰り道、歩きながら西野亮廣先生のVoicyを聞いていたら、なんかちょっとさっきの状況と共感するようなエピソードが出てきた。
西野先生曰く…
昔から俺は「時代の変化が来るぞ!」と言い続けてきた。
しかし、芸人の諸先輩を含め誰も耳を傾けてくれない状況だった。
テレビでは「芸人はひな壇こそが正義」だった。
しかし…コロナがまん延し、本当に「時代の変化」が訪れた。
芸人仲間は舞台に立てなくなったことで収入は激減。
見様見真似でZoomイベントやYouTubeを始めるが客(ファン)が集まらずに討ち死にする芸人が続出した…。
なので、プロセスエコノミーだったり、クラウドファンディングだったりの正しい【知識】さえしっかりと持って備えていれば、(津波が来ても)生き残ることができたはずだった…。
というようなことを語っていた。
(個人的な言葉でまとめてます)
今回、俺は「ヨドバシカメラにはパソコン雑誌以外も売っている」という知識があったからこそ、雑誌ゲットの【生存競争】に勝ち抜くことが出来た。
なので、方向性やジャンルは違うかもしれないけど、正しい【知識】は持っておくべきだな〜と感じた出来事…。
ただ口を開けて情報が落ちてくるのを待つのではなく、自ら勉強し新しい時代への対応力を磨いていきたいよね。
そう思った1日だった。
ぜひ、このサイトも【知識】として覚えておいて下さい(笑)。