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「AIライター」が「コタツライター」を駆逐するか?

 なんか、最近【livedoor ニュース】を見ていると、

この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

 という記事ネタをよく見かける。

 例えばこちらの記事…。

 ページを進んでいくと、元にした動画の上部に上記の注意書きが挿入されているのだ。

 著者も「AIライター自動執筆記事」となっているね。

 どういう原理でまとめているのかは不明だが…。

YouTubeの「文字起こし」部分をAIに読み込ませる
   ↓
それを元にAIに要約させる

 というシステムなのかな?
 もしくはYouTube側が何かしらAPIを提供してて、それを使っての??

 別パターンとしては

ダウンロードした動画をまるごとぶっ込む
  ↓
それをソフトが文字起こしし、かつ勝手にAIで要約してくれる

 ということ?
 後者はあまりに便利すぎるから、前者の文字起こしを拾ってきて訳している方なのかな?

 あと「どこまでがAIなのか!?」は不明。
 執筆自体はAIがやっているけど、最終的な「てにをは」や「誤字脱字」は人間がチェックしてGOサインを出しているのかもしれないし。


 にしても、時代はここまできたか…。
 自分…こういう

音声 → 文字(テキスト)


 って20年以上前から検証・実験してたんだけど、当時の技術では正解が無いのと、人間側の負担が大きすぎて諦めざるをえなかった。
 『VIA VOICE』とかで楽をしようとしてみたりとかさ。

 時を経て、2020年過ぎ…。
 Vrewブリューというソフトがあることを発見し、これ動画を読み込ませて音声を抜き出してみたりした。
 何をやりたかったかと言うと、テレビから流れてくる音声をテキストに起こし、それをデータベース化したかったわけだ。

「先週、@@さんって小泉進次郎について何て言ってたっけ?」

 というのを、パソコンの検索一発で探すようなシステムを作りたくて。
 ただ、どうやっても演者の声を書き分けてくれるようなことができず。
 全自動化というのは無理だと諦めていたのだが。


 2023年頃からのAIの進歩により、前述のホリエモン動画からの記事作成みたいに「一人喋り」ぐらいなら、簡単にテキスト化できるようなソフト(システム)が出来ているんだろか?

 でも、そうなったら困るのが「こたつライター」だよね。
 タレントのブログとか『X』とかを巡回・チェックして

「フワちゃんが暴言を吐いて芸能活動中止」

 みたいな記事を【1文字:0.@@円】とか【1記事:@千円】の単価で請け負ってきた在宅のバイト…完全に要らなくなるもん(笑)。

 導入するのにいくらかかるか知らないけど、長いスパンで考えたらAIライターは24時間365日働かせても労働基準法に引っかからないし、文句も言わずにそこそこの「こたつ記事」を量産してくれる。
 人間を雇う必要は無くなるよね。

 「AIが人間の仕事を奪う!」とか言われているけど、真っ先に奪われるのはこうした仕事なんだな…。
 そして、選手交代なのか世代交代なのかの時期は、すぐそこまで来ている。

 あとは、玉石混交なクソ記事が量産されまくらないことを祈るだけだ。
 【Webtoon】みたいなクオリティーの記事なんて見られたもんじゃない。




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