深夜の完食図鑑・243食目 「ラーメン」
雪が降る直前…月曜の昼間に社長さんが車を走らせて向かったのはラーメン屋だった。
着いたお店は『下頭橋ラーメン』。
「脂の雪」を降らせるお店だ。
かつて「環七ラーメン戦争」と呼ばれていたラーメンの激戦区でトップに君臨していたお店『土佐っ子』があったが、そこで働いていた主人が開いたお店なのだとか。
ここからは俺も又聞きなので詳細は不明なのだが。
社長さんに聞いた”お店の歴史”を断片的に語ると、以下のような感じらしい。
…ほんと、断片的で申し訳ない。
俺も書いてて疑問があるので、今度、社長さんに聞いて穴埋めすることにしよう。
疑問…1つ目が
疑問の2つ目は
疑問、3つ目は
昨年、《北陸からあげツアー》に行った際、新潟の背脂チャッチャ系のラーメンがある『土佐屋』に寄った。
この『土佐屋』を調べてみると…
こちらは平成9年(1997年)の創業らしい。
「環七ラーメン戦争」があったのは1980〜1990年代。
ってことは、新潟なのに”土佐”というネーミングを考えると、「環七ラーメン戦争」を受けて出来たお店なのかな?
さらに調べを進めると…3つ目の疑問の答えがあった。
やっぱりそうか。
『土佐っ子』で修行した主人が新潟で開いたお店だったか。
ってことは、四国出身の職人が作った背脂チャッチャ系ラーメンを、元から背脂ラーメンのあった新潟に逆輸入したってことなのかな?
もしくは、背脂系を「新潟@大ラーメン」と言われるまで流行らせた元祖が実は『土佐屋』だったてことなのか?
調べれば調べるほど謎が深まるな…(苦笑)。
まぁ、『土佐屋』も『下頭橋ラーメン』も同じ暖簾の下で修行した間柄ってわけで。
前置き(考察)がやたら長くなってしまったが…。
この店で選べるのは「ラーメン」か「チャーシューメン」のみ。
「大もり or 特もり」に出来るのと、トッピングで「たまご」は置いてある。
お店の「ウリ」が一発で分かるので、メニュー選びで迷わなくて済むのは嬉しい(笑)。
店内は6席ほどの小さなお店。
駅からちょっと歩くので、車以外で行くにはちょっと手間がかかるかも。
店名の由来が貼ってあった。
カウンターには「かえし」「胡椒」「唐辛子」が。
(「ニンニク」は言えば出してもらえる)
そして、ようやく着丼!
社長さんのインスタでビジュアルは知っていたが、生で見るとその迫力がスゴイ!!
いざ、食べてみたら…美味〜い!!
脂好きにはたまらん!
ただ!!!
これは20代の時に出会いたかったラーメン!
オッサンの胃袋には脂が重たすぎた。
しかも「特もり」だし!
でも美味い!!
脂が熱を閉じ込めているのか、いつまでも熱いスープと麺。
同行者たち(社長さん・役員)は普通サイズなので楽々食べ終わっており、俺だけ残されてしまった。
しかも、スープ&チャーシューの脂のダブルパンチ!
イチャイチャの度合いが激しすぎるカップルぐらい(胃に)もたれかかってくるわ〜!
固形物は食べきったが、スープを完飲できなかったのは無念!
だって…全部飲んだら多分車の中でリバースする予感が!(爆)
美味しかった!
ごちそうさまでした。
去り際、店主さんに「ご飯は置かないんですか?」と聞いたら「持ち込んでいいようにしている」とのことで。
今度来る機会があったら、普通サイズをライスで食べてみたい。
この脂スープ…オン・ザ・ライスしたら絶対に美味しいと思う。
このラーメンを食べた後に「環七ラーメン戦争」の記事の中に出てくる『じょっぱりラーメン』の写真を見ると…「脂、うっす!」って思えてきちゃう不思議(苦笑)。
ゆる募
あ、そう言えば!!
1990年代…小金井街道沿いにある『マクドナルド 東久留米店』の近くにあったラーメン屋さんを知っている方はいないですかね!?
(『ジーンズメイト』があったところを北へちょっといった先?『リンガーハット』の手前? そんな記憶がうっすらあるだけで、詳細が思い出せないのですが)
背脂チャッチャ系のラーメンがあったお店で、凄く美味しかった!
しかも毎週水曜がサービスデーで、その日は250円でラーメンが食えた…というお店があったのですが。
ネットで地図を見る限り、閉業か移転をしてしまったようで見つからず、ちょっと悲しいな…と。
思い出の味を探しています。