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笑っていいけど笑えない大晦日
2021年12月31日…実家で年越し。
興味を惹くテレビ番組が…正直厳しい感じだった。
あまりにも見るものが無いので、実家に「バックアップ」としてストックしてあったブルーレイの中から『SMAP×SMAP』を引っ張り出してしまったほど。
YouTubeなんかより断然テレビが輝いていた時代の番組だ。
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ちなみに、俺が年末年始で必ずチェックするテレビ番組は…『おもしろ荘』かな?
ここからブレイクする芸人さんも多いので「情報の先物買い」として見ている。
業界視聴率が高い番組の1つ。
で、2020年までは『笑ってはいけないシリーズ』も加わっていたのだが…。
ご存知、このご時世「密になれない!」とのことで…。
大勢の人気者が集まる『笑ってはいけない』も一旦休止を検討せざるを得ない状況となってしまったわけだ。
10年以上にわたり『NHK紅白歌合戦』の裏番組で、格闘技系のコンテンツ等を抑えて民放1位を死守してきた番組の枠を引き継ぐことになったのが、昨年度の『笑う大晦日』。
日テレの各レギュラー番組でMCを順次サプライズ発表していくなど…。
あの手この手で盛り上げようとしたのだが、蓋を開けてみれば
世帯視聴率で(昨年より)10%近く下げ…もはや
「惨敗」「討ち死に」
に近い状態。
まさか「長嶋一茂・石原良純・高嶋ちさ子」に負けるとはね…。
『ポツンと一軒家』含め、テレ朝は「世帯視聴率」に強い番組が多いからな…。
昨年末の『笑ってはいけない』の後継番組…全部見たわけでもないが、個人的な感想として一言で言えば
『エンタの神様』と何が違うんだろう?
かな?
ナインティナインがMCでやる『エンタの神様』みたいな。
豪華なメンバーを集めているけど、別に特別な感じが全くしないわけで…。
「禊(厄払い?)」とかで火に突入する系の年越し…確か、『笑ってはいけない』シリーズが始まる前…。
『ぐるぐるナインティナイン』がゴチ企画メインになる前にやっていたよな…。
ふんどし姿の岡村さんが太鼓叩いているイメージが残っている。
今回の両者を例えるなら、『笑ってはいけない』シリーズは高級ブランドで。
『笑う大晦日』はファストファッションかな?
ファストファッションの服って、機能としては申し分ないし安いしで人気がある。
が、あまりにも日常すぎて…「別に大晦日にソレを着なくてもよくね?」って印象。
やっぱり『笑ってはいけない』が持っている「年に一度の特別感」の企画に敵うわけがなく…。
逆に!
いっそのこと、この枠で『THE W』とかのお笑いコンテストを開催してしまった方がいいんじゃないかな?
それなら「特別感」や「お祭り感」が満載だし。
ただ…コンテストでの「優勝」を引っ提げて年末年始のネタ番組で荒稼ぎするわけだから、(吉本的に)大晦日に開催するわけにはいかないのかもしれないが。
にしても、改革のレベル的にはそれぐらいやらないと来年もテレ朝に大惨敗すると思う。
(『笑ってはいけない』が復活しない限り)
あ! あと「人気芸人大集合!」と言って錦鯉さんが出てきて『M-1』のネタとかやっても、それはそれでYouTubeで見られるし。
やるなら「ALL新作」でないとダメだと思うな…。
なので、俺が思う惨敗の理由は
「ネタ・出演者含め【既視感】がありすぎた」
なのかも。
人気はあるけれど、いつもテレビで見かける出演者。
面白いけど、どこかのコンテストで見たことのあるネタ。
大晦日にコレを見る「必要性」が不足していた。
俳優・女優さんも出てきたけど、ああいう企画は「絶対に笑ってはいけない!!」という大制約の中で輝くのであって…。
普通にやったら特番コント番組の延長線になっちゃうよね…多分。
そう考えると、『笑ってはいけない』シリーズって
最強レベルのフォーマット
だよな…って改めて感じるのであった。
ますます「ダウンタウン」の株価が爆上がりするだろうな〜。
俺の評価、一向に上がらず!(爆)