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「お笑い芸人の賞味期限」を考える

どんなに多く見積もっても、大多数の「お笑い芸人」はプレイヤーとして活躍出来るのは30年前後ではないか?

 なんか最近、そう思えてきてならない。
 というのも、こんなニュースも流れていたので…。

 「吉本印天然素材」で【ナインティナイン】や【雨上がり決死隊】と共にブレイクしたお笑いコンビ【FUJIWARA】
 その藤本敏史さんが『ダウンタウンDX』に出演して、現在のレギュラー番組が”ゼロ”になったことを明かし、一同が衝撃を受けたわけだ。

 「天然素材」は1991年に結成されたわけだから…32年が経過しているので、俺の主張に結構近い結果になっている。


 で、昨年に業界でもう1つ話題になっていたこともある…。

 【キャイ~ン】さんだ。
 彼らも1991年結成なので、31年目にしてのピンチが訪れていたわけで。

 記事では「次は【よゐこ】が?」みたいな書き方をされているが、正確に言えばもうキー局の地上波レギュラーが消滅しているので既にピンチと言えばピンチ。

 【よゐこ】さんと言えば、超人気バラエティの『めちゃめちゃイケてるッ!』や『黄金伝説』を支えた人気芸人だったが、番組の終了と共にコンビとしての活動もパワーダウン。
 そんなところに「お笑い第7世代」などの若手が入り込み…番組枠を次々と奪われていった。

 しかし、【ザ・ドリフターズ】に【コント55号】などなど…いつの時代だって、人気者の席は椅子取りゲームであるから、世代交代は仕方ないと言えば仕方ない。


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