深夜の完食図鑑・312食目 「やわらかチキンカレー」
牛丼チェーン発祥のファストフードがしのぎを削っている中…。
今、『松屋』がカレーで苦戦している。
「オリジナルカレー」の販売を止めて投入した「チキンカレー」があまり芳しくないのか「元に戻します!」宣言を発表した『松屋』。
俺も食べたことはあるが…。
ぶっちゃけ、あまり美味しいとは感じなかった。
「オリジナルカレー」の方が美味しかった。
牛のコストが高く付くから…と鶏をメインに据えたところ、無茶苦茶に味が落ちたように感じた。
消費者もそこまで”バカ舌”じゃない。
値段が上がっているのに”あの味”は受け入れ難かったのだろう。
そんな『松屋』が「ビーフ or チキン?」の調整でモメている中、『すき家』もカレーで苦戦しているようで。
色々試している感じがする。
で!!
今回、『すき家』投入してきたのは「やわらかチキンカレー」だ。
あれ?
『すき家』は以前に「ほろほろチキンカレー」を発売していなかったっけ…?
”やわらか”と”ほろほろ”の違いは…!?
答えを言うと【ほろほろ】は鶏を「骨ごと」提供し、客が”ほろほろ”と骨から肉が剥がれていく感じを味わいながら食べるカレーだったが。
【やわらか】は最初から”骨”が取り除かれている。
柔らかい肉がカレーに乗せてあるスタイルだった。
味はもちろん美味しかった!!
鶏も激ウマ!
さらに、今回【新カレー】と謳う新商品の大きな変化としては…。
「辛さが調節出来る」というところ。
このソースをかけると、量に応じて辛さが上げられるみたいだ。
正直、「甘いわ〜」と思える辛さだった。
これをかけても、デザートレベルの甘いカレー。
いや…これは俺が辛さを追求しすぎているせいか。
とりあえず、辛いのが好きな人はわりと多めにかけても問題のない代物かと思われ。
最後のご飯粒・1粒まで美味しくいただけた。
ごちそうさまでした。
『松屋』は採算度外視して、とりあえず来店数を上げようと必死なのかな?
まさに【チキンレース】の様相を呈している…ということで。
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