【アルゴリズム】で”笑い”を分析できるのか?
日本の最高学府・東京大学の浅谷公威教授が『M-1グランプリ』を科学的に分析。
その結果…「2022年はオズワルドが優勝する!」と導き出したらしい。
今回は『笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト』という東大と吉本がタッグを組んでの「M-1グランプリを科学する!」といったイベント(研究?)なのため、”吉本芸人が優勝する”という結果を出すのは当たり前なのかもしれないが…。
ただ、ちょっと気になるのは
と言いつつ…
と書かれているところ。
でも、ファンのSNSを分析するのが「科学」なのか??
何か、俺が思う「科学」のイメージと違う…。
あと「SNSを分析したところ優勝」というのが…何か違う。
普通は「ネタの内容」を分析しないか?
確か「アメリカ映画」は
というようなことを何かでみたことがあるな…。
調べてみたら
「SAVE THE CATの法則」というらしい。
コントは感情的な要素が多すぎるので”計算”がしにくと思うが、漫才ならこうした「科学」からのアプローチでネタを作ることが出来るんじゃないかな…と思った。
ソッチを分析した結果の優勝というのなら興味持てるのに。
で、オズワルドのネタを…
みたいなのを全て計算して「優勝」をはじき出してもらいたかった。
ちなみに!
人工知能(AI)の技術が進歩していることもあり【大喜利】をAIが答える…などの取り組みは使われたりしている。
ただ、過去の発言を分析・学習して
という発信(コメント)は出来るけど、AIには0→1は出来ない。
この「ゼロイチ」に人間としての…芸人としての価値があるってことで。
あ、そーいや…!
俺も昔「新企画の考案プログラム」を作ったことあったな〜。
ということで、単語を蓄積してそれを「おみくじ」のプログラムの乱数を使って出すっていう。
ただ、そのプログラムからは新企画は生まれなかった。
結局、ありきたりの組み合わせでしか出てこない…っていうね。
未来×日記という単語を組み合わせて「未来日記」というワードは作れるが、恋愛を組み合わせる…などの「演出」があってこその”ヒット”なわけで。
人間の創作の補助にはなるが、少なくとも創作が関わる芸術(エンターテインメント)の分野でAIが人間を越えるってことは無いものだと悟った。
…約20年前にね(苦笑)。