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深夜の完食図鑑・174食目 「ペヤング 速汗獄激辛やきそば一味プラス」

 知り合いの社長さんと『蒙古タンメン中本』の話になった。

 皆さんご存知の通り(苦笑)、俺は「カラシビ」なラーメンが大好きなのだが、実は『蒙古タンメン中本』は1〜2回しか食べたことがない。
 品川駅近くの「ラーメン・ストリート」みたいな飲食街で食ったことがある…ぐらいの記憶。

 で、その『蒙古タンメン中本』には【北極】というかなり辛いラーメンがあるが、それを食べてみたい…という話題へ。
 いろんなYouTuberが食べているのを見たことはあるが、食べたことはないのよね。
 新宿に店舗はあるが、なかなか行く機会が無い。
 「(山川は)いけそうか? ヤバいブツか?」などのトークをしていた。


 それから数日後、その社長さんに

「辛いもの好きの山川さんにコレあげる」

 と渡されたのが「カップ焼きそば」だ。

「あ、、なんかコレみたことある…」

 一応、マスコミのはしくれなので、ネタを探したりする時の「激辛」商品として覚えていた。

獄激辛シリーズの最新作が登場!
泣けるほどの究極の辛さに、輪切り唐辛子・一味唐辛子をプラスすることで、一口食べた瞬間から汗が止まらない刺激的な辛さを存分に感じていただける商品に仕上げました。

 なるほどね…。
 と、、とりあえず試してみますか。

ペヤングやきそば(亜種)

 気分を落ち着けるために、まずは原材料をチェックしてみる。

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、植物油脂、りんごピューレ、香辛料、トマトペースト、ポークエキス、野菜エキス)、かやく(キャベツ、唐辛子)/調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、酒精、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、パプリカ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(ステビア)、ビタミンB₂、(一部に小麦・大豆・豚肉・りんごを含む)

 「香辛料抽出物?」
 何系の辛味なのかがモヤッとする書き方だなぁ(苦笑)
 そう思いながら中身を取り出すと…あ、コレね(笑)。

獄激辛ソース

 それから沸かしたお湯で「ペヤング」を普通に作っていき…。
 この獄激辛ソースを振りかける。

唐辛子の存在感…

 さらに、七味のふりかけをまぶせば… 

七味の量も多いね…

 完成!!
 ってか、すでに目がピリピリしてる!

完全体

 さて、どんなものかね…。
 一口、いただくと…。

「……」
「…………」
「………………」

口の中が痛てぇ〜!!!!


 なんじゃ、この殺人的な辛さは!!
 しばらく悶絶しまくった。
 ヨダレがめっちゃ出る!!

 なんとか2口目をいこうとしたが、箸を持つ手が口に焼きそばを運ぶのを本能的に拒んでいる。
 ずっと箸で混ぜ混ぜしている状況に…。

 その時、最悪な行動だったのが「水を飲んだ」ことだ。
 「辛い!」と水を飲んだら、分子レベルの辛味が口の中いっぱいに広がって、余計大変な辛味(激痛)に襲われた!

「あかん……どうしよう」

 迷った結果!!

マヨブースト

 マヨネーズで辛味成分を包んで中和させる作戦に!
 これで一気に箸が進んだ。

 格闘すること20〜 30分…。

意地!フードロス削減!!

 なんとか完食!
 残したくない一心で完食!
 もう、汗がダクダクだったわ…。


 翌日、社長さんに「なんとか食べきりましたよ!」と報告。
 そこで衝撃の一言が。

「美味くないだろ?」


 確かに…美味さとか言う前に辛くて味わえなかったけどさ。
 社長さん曰く、こういうハバネロ系の激辛商品で美味しいものは無いらしい。
 あと、これが食えるから『蒙古タンメン中本』の北極が食えるか…というのは別物らしく、アッチ中本は唐辛子系の辛さだと言っていた。
 だから(社長も)ハバネロが得意ではない…と語っていた。

 そりゃ、コンビニで値下げされている商品なわけだ…。
 動画や仲間内での「ネタづくり」で1回は食べる人がいるかもしれないが、絶対にリピートしない商品だもん。

 辛味の中に旨味がある…みたいなコメントすら出てこないほど激痛。
 こんな商品、自分の金じゃ絶対に買いたくない。




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