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ムカつく&苛つく「シャワー効果」
これって卑怯じゃね?
と思ったことがある。
【ホテル予約サイト】だ。
来月、ちょっと群馬県に用事があって「せっかく行くんだから安宿を探したいな…」と調べてみたのだが。
一番肝心な「値段」の表示がなかなか出てこない。
なんなら、クレジットカードでの支払い画面に進むまで1泊の料金がわからないなんてサイトも。
もっと酷いサイトは、料金を調べようとしている目的の旅館の値段を出さずに他の「値段の高い旅館」をレコメンドしてきやがる。
あの糞酷いUIって一体何なんだ!?
誰の指示であーなってるんだ!?
おそらく、値段を優先的に表示してしまうと安宿から選ばれてしまうから、とにかく
豪華アメニティが…
朝食バイキングが…
部屋のラグジュアリーが…
と推しポイントを先に強調しまくる。
それで「ここなら泊まってもいいかも」という客を誘導する仕組みなんだろう。
強引に誘導すれば「シャワー効果」で引っかかる客が一定数いるからな
…というUI。
マジで糞だと思う。
そんなホテルの設備とかより、とにかく料金の安い宿を探したいだけなので、そんな誘導をされるとただひたすらにムカつくだけなんだけどな…。
ただ、最安値を優先的に表示してしまうと予約サイトとしての価値が失くなるから、誘導・誘導するためにシャワー効果を活用しているのだと思うが。
でもこれって、『キノコ伝説』とか『ロイヤルマッチ』の広告などと同じ「悪しき例」だと思う。
「なんとか誘導したい!!」という欲望のために、「✗」ボタンから1mmでもズレるとWebブラウザのサイトに飛ばす仕組みにしているのには嫌悪感しか感じないんだよ。
ゆえに「そんな糞広告を出すサービスなど絶対に利用してなるものか!」という反骨心みたいなのが生まれてくる。
そういう意味でのマーケティングって、広告担当者はしているのかね?
「嫌なことをされた時の人間の心理」という意味でのマーケティングをさ。
YouTubeなどで広告表示されるのは、だいぶ慣れた。
飛ばせない広告も仕方ないと思える心境になっている。
なんか、最近だと…
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元祖・和製SNSの『mixi』で、ニュース記事を見るためには動画広告を一定時間見なければいけないルールが増えたりしているが…。
独自ニュースがほとんどないようなサイトでこんなやり方すると、顧客が離れていくだけのような気がするんだけどなぁ。
ネットには「B to B」の【広告】と「B to C」の【ダイレクト課金】のビジネスモデルがあるが…。
新聞や雑誌の紙媒体が衰退し、ネットで「情報は(広告を見れば)無料で手に入るもの」というのが常識になりつつある今の若者世代。
クリエイターたちは、どうすれば「情報に対する対価」として「正しい収益」を得られるのか?
【note】を含め、俺の中ではまだ答えが出てないな…。
少なくとも、その方法は「シャワー効果」ではないと思っているけど。