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令和4年の『きまぐれオレンジロード』
おそらくだが…俺が自分でお小遣いを使って初めて買った漫画が『オレンジロード』だったような記憶がある。
(もしくは『ドラゴンボール』か)
母親に『Dr.スランプ』の漫画を買ってもらったこともあったはずだが、自分のお金を使って…というのは多分コレが初だと思う。
で!
俺の人生において「鮎川まどか」「檜山ひかる」は確実に女性観に影響を与えた人物だとも思う。
篠田麻里子さんのようなショートカットが好きなのは「ひかる」の影響だし、ただ一方でロングが捨てきれないのは「まどか」の影響がある。
圧倒的に”美少女好き”へと偏向していったのも、この漫画の影響だ(苦笑)。
そして…当時、思春期の”子供”だった自分には、そこはかとなく漂う【エロ】い感じがたまらない刺激だったわけで…。
親に隠れてコソコソしたい年齢だったわけでもあるしね。
そんな『オレンジロード』がなんと!
『LINEマンガ』で無料公開されていた!!
単行本は(捨てられていなければ)実家に置きっぱなしにしてあるので、これは懐かしい&ありがたい!
ウキウキしながらさっそく読んでみたが、どうも…読書がはかどらない。
う〜ん…なんてんだろ。
コンプライアンスが合わない
というか。
時代観が変
になっているというか。
子供の頃に気づかなかった矛盾点が気になりすぎて、どうも素直に内容が楽しめない自分がいた。
同様の現象がマガジンに連載していた『GetBackers-奪還屋-』でも起きている。
主人公の美堂蛮が仲介屋の巨乳を揉みしだくシーンとか…。
色々と「アウト〜!」な表現が気になりすぎて…見るのを途中で止めてしまった。
(あとゲットバッカーズは文字量が多くスマホ画面で読むのが大変だったのもある。拡大しないと見にくいし、拡大したとしても文字が潰れていたり…)
もちろん”マンガ”だということは分かっている。
セクハラシーンの表現が見たくないなら買わなければいいだけ。
むしろ! 今どきの【異世界モノ】の方がエロ表現は酷いし。
昭和や平成の時代観の中で描かれたことも十分に理解できるが…それを理解したうえで「なんか違うんだよな…」という感覚。
難しいものだよね…。
俺が「大人」になりすぎてしまったんだろうか?
もしくは「老害」な爺さんになりつつあるのだろうか?
あの当時の感性に戻りたいものだ。
まつもと泉先生。
素敵な漫画、
ありがとうございました!