ゴルフ 人様のゴルフを見て感じること
僭越ながら、インドアゴルフスクールでインストラクターになるために、60歳を過ぎてからハードな研修を受け、自身も一応シングルプレーヤーなので、上から目線を承知で申し上げたいのですが、人様のゴルフを拝見していて思うことは、
アドレスとグリップを直せば良くなるのになぁ・・・!
と言うことです。
自分自身ミスショットをした時も、アドレスがおろそかになっていた可能性を疑います。
事実、80ヤード程度のショットで、“普通に打てばグリーンに乗るな”、と思って少し気を許してショットすると、とんでもない方向に飛んで行ったり、ダフったりトップしたりとミスをします。
私の場合ですが、グリップはほぼしっくりしているので、間違いなくアドレスのミスがショットのミスの原因です。
アドレスでの注意点
・歩幅は肩幅を基準に広過ぎないか、狭過ぎないか
(歩幅が広いと左右への重心のブレを生じさせ打点がずれる。)
・腰、肩のラインはターゲットに向いているか
(両足つま先のラインは、スクエア、クローズド、オープン、どれでも良いと思います。因みに、私はクローズドです。)
・体が左に傾いていないか(むしろ、右に傾いていてもOK)
・重心はほぼセンターで、土踏まずと拇指球辺りに乗っているか
大きく左右に偏ってないか、つま先側でないか、踵側でないか
・両脇は軽く締まっているか
・反り腰になっていないか
(反り腰はグリップの通り道を塞ぎます。)
・グリップは左内もも、お腹から適度に離れてセットされているか
=ハンドファーストにセットされているか
・右肘は軽く曲げられているか
=体から離れていないか
など
グリップの注意点
・グリップには、インターロッキング、オーバーラッピング、ベースボールと3種類ありますが、一般的にはインターロッキングかオーバーラッピングを推奨されています。
私は、インターロッキングだと右手小指が痛くなるので、オーバーラッピングにしています。
・インターロッキングかオーバーラッピングを前提にすると、両手とも、親指の内側側面を人差し指の掌側の付け根側にくっ付ける感じで「Yの字」が作れていること
・ストロンググリップにする。
ストロンググリップとは、左手の甲が2/3~3/4程度見えている、あるいは指の付け根関節が3つ(人差し指から薬指まで)見えている位です。
私が見る限り、多くのゴルファーのグリップはウィーク過ぎると思います。
左手グリップはもっと内側に捻って下さい。
そして、右手は下から持つ感じです。
多くのゴルファーは横から持っているように見えます。
アドレスとグリップを見直すだけでも球筋が変わります。
特にスライスに悩んでいる方は、グリップをストロンググリップにしてみて下さい。