【70代でも現役】30~40代の方に送る言葉💌
30-40代の方は定年後に何をするか?ってお考えになることは、非常に少ないと思います。
あったとしてたら、敬老の日にご両親に会われて、「自分も両親の年齢になったら?」と瞬間的に思うぐらいかな?
この記事では、今のうちに定年後を考えてみる、2つの意義をお知らせします。
60才は、人生の折り返し点
人生を100才とすると、60才はちょうど折り返し点です。
20才までの人生は、楽しいし活き活きしていると思いますが、自分で歩むことができるのは成人してからです。
したがって、こんな式が成り立ちます
自分の人生を歩むことのできるのは、100才-20才=80年
だから、20才になって、人生80年の半分がちょうど60才なのです。
その年齢は、会社にお勤めの人は定年あたりなのです。
20才 <--- 40年---> 60才 <--- 40年---> 100才
なので、60才は、自分の人生の折り返し点、それから40年を、介護を受けず、自分で楽しく生きる道を、今から考えておくことが、とっても重要になるのです。
🎈私の経験した折り返し点1
まず結論をお話しすると、、、
私は56才で33年務めたIBMという会社を早期退職しました。
57才のとき、IBM時代にとってもお世話になった松下電器産業(現 Panaonic)の方から声をかけていただき、5年余ドイツに駐在し、大きなプロジェクトのご支援をする、という体験をすることができました。
その内容は、ヨーロッパの家電販売システムの再構築のプロジェクトでした。 古いシステムを、SAP社のパッケージをベースに、Panasonicの特殊な要件を作りこみ、西欧各国・東欧各国に展開する、というものでした。
途中多くの問題がありましたが、2010年に西欧各国に導入、2012年春に東欧各国に展開が完了し、無事、私の役割を終えました。
この経験で、私は残った40年をどう過ごすかの道筋を決めることができました。
🎈61才から、個人事業でコンサルティングを立ち上げ
Panasonic欧州のプロジェクトが完了したとき、元OmronのSさんからコンタクトがありました。
京都の中心ビジネス街でシェアードオフィスを活動拠点にして、京都地区の企業向けの教育事業を立ち上げたい、という話でした。
ちょうどいいタイミングで、私自身も個人事業でコンサルティングビジネスを立ち上げたいと思っていたので、SさんにYesの返事をしました。
そして、2012年の冬に「プロジェクト推進力育成」という、私が得意とするテーマで、京都周辺の企業の中堅向けのセミナーを始めることにしたのです。
結果は、73才の現在も続けられ、来年には卒業生が500名を超える申し込みをいただいています。
その秘訣は、下の記事をご覧ください。
🎈コロナ後、2024年に訪れた折り返し点2
個人事業は、毎年それなりに、次々と新しいお客様のコンサルティング案件が取れ、ビジネスが継続していました。
しかし、さすがにコロナの2年余は、全くビジネスがなくなり、月1~3日のセミナーだけになりました。
ところが、73才になった2024年の6月に、元PanasonicのOBの方2名から、別々のコンサルティング依頼があり、2024年10月の今、とても忙しくしています。
それらを振り返り、人生が折り返してからも声がかかる、社会貢献できる機会を続けるために必要なことが分かってきました。
70を超えても社会に貢献できるために、わかったこと
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