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【70代でも現役】武器となる3軸戦略事例紹介💌

 定年まじかな方で、定年後「なにしようかな?」と考えておられる方に、、、

 70代でも現役を続けるには「切り口を複数持つ💖」と、知人から相談を受けたときに、とても有効なんです。 

 本日は ↓ の記事で紹介した「3軸戦略」を、事例を交えて詳しくご紹介します。




3軸戦略とは?

 1993年のHBR(Harvard Business Review)で有名になった戦略です。

 超要約すると、市場で成功している強い企業は、3軸全てでそれなりの実力を持ちながら、1つの軸で卓越した実力を持っている、と言うものです。


3軸とは? OE・CI・PL と覚えて下さい

  • ⏩ OE:Operational Excellence :オペレーションの卓越性・最高の業務処理効率

信頼性の高い製品やサービスを競争力のある価格で、困難や不便を最小限に抑えて顧客に提供すること
1993年頃では、Dell というパソコン組み立て販売会社が有名

  • ⏩ CI:Customer Intimacy : 顧客親密度

市場を正確にセグメント化してTargetとし、それらのニッチ需要にぴったり合うように製品・サービスを調整すること
製品のカストマイズから特別な要請の実現まで、ほぼ全てのニーズに迅速に対応でき、その結果多大な顧客Loyaltyを生み出す
1993年当時では、Home Depotと言うリフォームDIY (Do It by Yourself) 、つまり自分で家のリフォームをやる人のため、工具などを売るだけでなく、親切にhow to を教えてくれる

  • ⏩ PL:Product Leadership : 卓越した製品

顧客による製品の仕様や適用を常に向上させ、競合他社の製品を時代遅れにする最先端の製品やサービスを顧客に供すること
1993年当時では、スポーツシューズのNike


3軸戦略が役立つところ🎈

  会社の四季報や、ホームページで、その企業の目指す姿や中期計画を見ると、多くの会社は「あれもこれもやる」と言う風に見えます。

 上で示した3軸を、全てやることはいいのですが、全てに人と金を投資する余裕がある企業は少ないと思います。

 大切なのは、3軸ともそれなりのレベルは必要だが、競争に勝ち続けるには、ある1軸で徹底的に差別化することが重要なんです。

 そして、それを戦略として全社員と共有することが大切なんです。

 3軸戦略は、あれもこれもやるのでなく「勝つために、この1軸」を選ぶときに役に立ちます。

 世の中の成功している会社の中には、とてもシンプルで、1つのことを徹底してやる! と示しています。

PARADOX創研「ビジョンとは?」 組織の進む道が定まる実践的なビジョンの知識とつくり方」

3軸戦略を使ってみました🎈


 私は、2024年7月からコンサルティングに入っている、A社に、3軸で自社を評価し、どの軸を特に伸ばすべきか? と、この3軸戦略フレームワークを使いました。

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