言葉の定義をなぜするか?
会社を経営していくうえで、「言葉の定義が非常に大切である」、と先輩経営者が口をそろえて教えてくださったことが、創業して4年経った今、非常によくわかる。
会社は人の集まりなので、一人一人の価値観や当たり前を調整しないと最大限の力を発揮しない。
なぜするか?の目的
どんなイメージ?のビジョン
それを期限と数値で区切った目標
はもちろん同じ方向を向いて進むために必要不可欠だが、その土台を支える一つ一つの言葉の定義もとっても大事である。
イメージにしたらこんな感じかな?
価値観とは、何を優先しているか?何を大切にしているか?
この価値観と言葉の定義の土台があっての会社である。
例えば、会社という言葉に対して
ある人は、会社とは自己成長の場であって、お客様や同僚は二の次。という定義を持っている人。
ある人は、会社とは社長の自己実現のもので、全責任を社長が負い、社員はそれを実現するために雇用している人工であるという定義を持っている人。
ある人は、会社とは株主もので利益を最大化させるためだけに社長や従業員がいるという定義を持っている人。
など、会社という言葉一つとっても解釈は無限大に存在している。
そんな一人ひとりが違う定義を持っている会社で、権限移譲やエンパワーメントされたチームを作ろうとしても、気が付いたら崩壊してしまいそうである。特にピンチの時や、ここ一番に踏ん張らないといけない場面に遭遇した時は顕著に表れそう。
何が問題があった時も、ある人の定義では、社長のせいになるし、ある人の定義ではしったこっちゃない、と、なってしまう。
なので、僕たちは言葉の定義を明確にすることにした。
会社ってなんだろう?チームって何だろう?信頼とは?役割とは?権限とは?
そんな当たり前と思っていることを一回疑ってみて、自分たちで一つ一つ定義をしていった。
次回から言葉の定義シリーズを何回かに分けてシェアします。
うちの会社の目的やビジョンはこちらでまとめてます。
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