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申し訳ありませんvs失礼しました
仕事をする上で円滑なコミュニケーションは大切です。弊社は業種の特性上、年次を問わずに早いうちに社内外の交流、調整業務が発生します。相手も産官学、職階共に多岐にわたります。
すごく小さい話をすると、メール文面や調整順序など一つずつ研修しながら進めていくのですが、大事な事の一つに「謝罪」があります。弊社内でも、あるいは外部の方でも、明らかに自らに落ち度があって「謝罪」しないといけない場面で「大変失礼しました」を多用する人がたまにいます。
どちらを使ったらよいか、は相手の立場や文脈で変わる事があるので一概には言えません。以前担当していた事務局仕事では、受付業務をするスタッフさんが外部からの連絡ほぼ全てに、「大変申し訳ございません」と伝えるので、基準を決めて謝罪しないようにしました。こちらが悪くないのに謝ってばかりいるメールを見ているとなんだかチームが暗くなっていくんですよね。謝りすぎも良くないし、謝らなすぎも良くない。特に若手の方だとできる人はできますが気が付かなかったり何度指摘されても直せない人もいます。
英語圏の仕事をしていると謝罪されることはほとんどなく、普段の公共サービスにおいてもThank youが多いです。こちらがミスを指摘していてもよほどの事が無ければSorryとはならずThank youです。
私は「失礼しました」はあまり使いません。ありがとうorごめんなさいです。率直に伝えておくのが一番だと思うからです。
というわけで我々のチームでは謝罪と無礼の違いを把握するためにありがとうと言い換えられるか、を基準にする事にしました。ありがとうと言い換えられなければ申し訳ありませんときちんと謝罪をする。
なんだか小さな事だしこんな事で記事にする事もどうなのか、と思いますが、むしろ大きな仕事、責任ある立場の方たちと進める時こそこうした細かな「当たり前」が当たり前に遂行されていると感じます。
長文読んでいただきありがとうございました!