イベントを通じて感じたリアル領域DXの熱気
かなり久しぶりに50名規模のリアルイベントを開催した。昨年マザーズに上場したフォトシンスのお祝いとして河瀬CEOを囲む会だ。
河瀬さんは投資先でもないしむしろ起業家、経営者としては私たちよりも遥かに先輩で、私も年齢が1つしか変わらない。誰にでもフラットで本当に人格者で爽やかで尊敬しかない。
フォトシンスはAkerunというスマートロックを開発する会社で、この領域では先駆け的な存在だ。PropTechでもあり、難易度が高いとされるハードウェアスタートアップでもある。
そんな河瀬さんが経営する会社が昨年上場し、お祝いしようということになり、1月に開催予定でさらに規模が大きかったけど感染症拡大で断念。
少人数でのお祝い会を開催したけど、よりこのリアル産業を盛り上げるためにイベント形式でやりましょう!と河瀬さんに提案したところ、ぜひ、と言うことになりPropTech、ConTech、Fintechなどリアル領域、規制領域に取り組む経営者、創業者に限定した招待制会合として開催。
お祝い会には元国土交通副大臣も務められ現在はドローン推進なども行う自由民主党参議院議員 鶴保先生もご挨拶にかけつけていただいた。
乾杯挨拶にはフォトシンスより先に上場し河瀬さんとも親交が深く同じリアル領域のスペースマーケット重松さんが見事なさばきで盛り上げていただいた。
主役の河瀬さんも現在の市況や上場までとこれからについて熱く話していただいた。
今回は河瀬さんのお祝いはもちろんのこと、もう一つ目的があった。それはこのリアル領域に一人でも多くの方に関心を持っていただき優秀な人材、若手、若手起業家が少しでも増えてほしい。そのためには競争するべきところは競争し、採用広報など産業としての魅力発信はぜひ横連携で頑張っていきたい、そのためのネットワーキング、コミュニティの機会にするのが狙いだ。
ベテランの経営者から若手の起業家、弊社投資先も含めて経営者のみが集まり、さらにこの領域で活動する官僚、学識者の皆様にも参加いただいた。
さらには東京以外にも長野や大阪、沖縄からも参加者が集まり意外と少ない横の繋がりの機会は価値があると確認できた。
河瀬さんの人柄で人々が集まり、河瀬さんをきっかけにして出会った起業家、経営者も多く素晴らしい会となった。
どの産業も人手不足が叫ばれる中、不動産や建設、金融、ハードといった文脈もWeb3に負けずと面白い。そんな魅力を各社で連携して発信していけたらと思う。
私自身会食にあまり多く行くタイプではないし、最も避けたいのが所謂村社会的なコミュニティ作りだ。オープン、フラットをモットーに弊社ではコミュニティ作りをしていて、志ある経営者、特にこの領域で取り組むキーパーソン達が最短距離で繋がる場所、というのは今後も追求していきたい。
Web3に負けじと若手の起業家も着実に増えて、なおかつ河瀬さんや重松さんのような先輩経営者達の層もどんどん厚くなっている。エコシステムは着実に皆さんのチャレンジによって成長していると日々感じる。
経営したりプロジェクトをやっていれば誰しも他人や他社の力を借りる必要があり、何かお願いや相談をするにも一度会っているだけでだいぶ違う。そんな場を今後も作っていきたい。
河瀬さん、フォトシンス社の皆様、ご参加いただいた皆様、運営チームの皆様もありがとうございました!
尚、イベントの詳細な模様はDBCブログで後日アップ予定です。