砕けちる好意
キーンコーンカーンコーン♪
いつものように私は日常を送っていた
しかし、少しずつ変わりゆくものがあった
それは私の心である
日々を過ごしているとやはり
好感度、友好度は上がっていくもので
私も例外なく上がっていった
小学生に上がる前からずっと一緒にいる人ばかりだから
いきなりMAXと言ってもいいのだろうが
好意の形が変わる
そんな中私はある一人に対して
特別な行為を抱いていた
何か一緒にいると楽しい一緒にいたい
そんな気持ちが・・・
今思えば初恋だったのかもしれない
一度あれこれしだすとせわしない私
その子の周りをうろうろしては
やたらと話しかける
しゅなヲ「ね~ね~〇○○?」
と何度も問いかけた
そして数日後
手洗い場にて
いつものように話しかけていると
彼はおもむろにこちらを向き
無言でこちらを見た後
バンッ!!
殴りかかってきたのだ・・・
男「お前うぜえんだよ!」
私の前歯が飛んだ・・・
何で殴られたのか意味も分からず
ただただ、痛む体あふれ出る涙
立ち尽くす私
初めての恋はその名を知らぬまま
儚く散った
そして、お詫びにとその彼は
「鉛筆」をくれた
そして、何もなかったことになった
\親がただの屍のようだ/
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