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外国人と住んでみたら、世界が広がった。

こんにちは!しゅんです。
前回のブログでは、多くの反響をいただきありがとうございました!
まだの方は、是非こちらからご覧ください↓

今回は「外国人との生活ってどんな感じ?」
ということで、私の留学生活のリアルな一面をお見せします!
※これから紹介するのは私の個人的な体験ですので、フラットに受け取ってもらえると嬉しいです。

現在、Katy、Jose(アメリカ)、Zuzanna(ポーランド)と4人で部屋をシェアしています。
※この投稿については、すでに彼らの許可を得ています。



アパートを軽く紹介

まずはアパートの内見を紹介します!

キッチン周りとテーブル
バスルーム
廊下
リビング
寝室(2人部屋)

思っていたよりも広く、快適な部屋で暮らしています!日本の部屋と大きく異なる部分は、ほとんど無いです。


「外国人と住む」ということ

私は、生まれてからずっと日本で家族と暮らしてきたため、外国人と住むという経験は初めてです。
この1ヶ月間、彼らと暮らす中で、大きく分けて二つの壁を感じました。

1、言語の壁

私たちは、普段英語を使ってコミュニケーションをとっていますが、現状、私の英語力は伸び代いっぱいな状態です。(1年前、留学先出願時点でTOEFL80点、TOEIC780点、英検準一級取得)

この表は神田外語学院さんが「平成30年 文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表」をもとに作成されたものを拝借しております。
https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/contents/toefl-score

上の表はTOEFLのスコアとそのレベルイメージを表しています。
私の得点を当てはめると、「英語を母語とする人と、緊張しないでやりとりができるレベル」
となりますが、彼らとスムーズに会話することはまだまだ難しいです。
TOEFLで90点以上を取った留学生の知り合いがいますが、彼らでさえ現地の英語に付いていくのは大変だそうです。

当然ですが、私も言語の壁に苦しんでいます。

例えば、フラットメイト達と一緒に大学へ行くのですが、彼らとの会話についていけないことが多々あります。
黙って聞いている時、いきなり
"Shun, ~~~~~~~~~~~~~?"と言われ、
何を聞かれているかわからずに2回ほど聞き返す、なんてことが日常です。

一緒に大学へ行っている様子。
左側の二人がフラットメイトです!

一時は、Zuzanna(ポーランド)が
"I'm seriously full from the heavy tiramisu"
(=ティラミス食べて、超お腹いっぱいだわ)
と言い、
「おお、ちょうど消化している(digesting)最中なんだね」と返したかったのですが、
"Oh, you're just disgusting your tiramisu!"
{=ティラミスに嫌気が指しているところだね(?)}

なんと、digesting(消化する)を、disgusting(気持ち悪い、不快な)という形容詞に言い間違えてしまいました。
今思うと、なんでそんなことを言ったんだ?と不思議に思います。

その後彼女は10秒間くらい困惑し、
"Do you wanna say digesting instead of disgusting? haha"
(=消化しているって言いたかったの?笑)
"Yeah, exactly. So sorry about that…"
(=まさにそうだわ。本当にごめん・・・)
こんな感じで英語にあくせくする毎日です。

ただ、彼らはいつも私の英語を最後まで聞いてくれますし、私の質問にも笑顔で答えてくれます。
「英語がスムーズになってきてるよ!もっと自信持ちな~」と、励ましてくれることも多く、感謝でいっぱいです。
いつかは彼らとスムーズに話せるように、日々勉強します!

こんな感じで、新しく勉強した単語をストックしています

2、文化の壁

次に、文化の違い。これも避けられない壁だと思います。私が約1ヶ月間で最も衝撃を受けたのは、

「行動ファースト」のアメリカ人、「許可ファースト」な日本人(私)でした。

Katy(アメリカ)とのエピソードを紹介します。
私たちは、キッチン・洗面所を共用で使っています。
私は、女の子に気を遣いがちな性格というのもあり、
"Do you mind if I use here now?"
(今、ここ使っても大丈夫?)
と、頻繁に聞いていました。そうしたら、ある日
"Shun, you don’t need to ask! This is your home, too! "
(=しゅん、私に聞かないでいいのよ!あなたの家なんだから!)

と、朝イチからきっぱりと言われました。

ああ、自分って周りを気にしすぎていたんだな」

そう気づいた瞬間でした。

この一言をきっかけに、周りを意識しすぎないように気を付けています。

例えば、KatyとJose(アメリカ)は毎週末に友達と旅行に行くのですが、平日に使ったお皿を洗わずに出発していたんです。シンクのスペースが狭くなり、使いずらくなっていました。
それを見かねた私は、二人に
"Can you wash the dishes before you leave for the trip?"
(旅行に行く前に、お皿を洗ってくれないかな?)

と躊躇気味に言った所、

"Sure! Sorry, has it been on your mind? I’ll be careful."
(もちろん!ごめん、気になってた?これから気をつけるわ)
と、簡単に事が済みました。

この二つの出来事から、国民性の違いを感じた気がします。
「~しても大丈夫?」と何かをする時、周りを気にする日本人。
「あ、これしちゃダメだった?」と、まずやってみよう精神のアメリカ人。

つまり、「許可ファーストの日本人」「行動ファーストのアメリカ人」ということです。
この事をZuzannaに話した所、
「それは興味深いね。ポーランド人はその中間といった感じかな?まじめな性格の人が多いけど、何か聞くよりも先に行動が出るかもな」
ということでした。


それでもルームシェアが最高な理由

ここまで読んでわかると思いますが、異国の人と生活を共にすることはとても大変なことです。
しかし、それでもルームシェアって本当に楽しいんです!

自分がとても幸せを感じたエピソードを紹介します。
ある日、カレールーと日本米を手に入れた私は、日本カレーを振る舞うことにしました。

ベネチアで買えるカレールーと日本米。
価格はそこまで日本と変わりません

料理が完成し、彼らを呼びに行きました。
アメリカ人の二人がやってきて、彼らは何か新しい物を見るような目で、じっとカレーを見ていました。
「もしまずいと思われたらどうしよう・・・」
という不安が頭をよぎります。

さあ、いざ実食。

Katy:"…! Wow! This is amazing! So good!"
(=うわ、めちゃくちゃ美味いやん!)
Jose:"Yeah, this tastes incredible…"
(=そうね、まじ美味いわ)
アメリカ出身の二人は目を見開き、信じられない!という表情でカレーを見ていました。

Zuzannaは二回目の日本カレーだったそうで、
「この味が家で作れるのって本当にすごいよね!」
と、感動している様子でした。

私が作ったカレーです。少し画像が汚くてごめんなさい。

正直、ほっとしました。笑
日本で作るカレーと遜色ない味を再現できたと思います。
「日本のカレールーって、最強なんだ…!」と改めて知ると共に、日本食の文化を誇りに感じた瞬間でした。

Jose:「本当に美味しかった!今度はアメリカ料理作るね」
Katy:「そうね。でもアメリカ料理って何だ?チーズバーガーでいっか笑」
Zuzanna:「私はピロギ(ポーランド版の餃子)作ろ!」

これがピロギ。中にはジャガイモ、肉など様々。
PexelsでのValeria Boltnevaによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/688803/ より

ということだったので、次のパーティーが楽しみです!

最後に

これから留学を控える方、そして留学を志す方。もしかしたら、外国人と住むことが怖いと感じているかもしれません。
確かに、相手の性格、文化の違いがあるので、大変なことはあります。
しかし、人との違いから沢山のことを学べるし、日本では中々味わえない貴重な経験になるはずです。
自分も、かつてはとても不安でした。ですが、今となっては想像の何倍も楽しい生活を送れています!

今回の投稿が、読者の皆様のお役に立てることを願っています。気に入っていただけたらライク、そしてフォローの方をよろしくお願いします!
感想等もございましたら、是非コメント欄で共有しましょう!
次回は、10月後半頃に、大学での1日の様子をお届けします~
ではまた!


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