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今週のあれこれ No.03

だんだん春めいてきました。
私の学校でも卒業式が終わり、いよいよ修了式も近いということで、出会いと別れの季節ということを実感しています。
良い別れをするためには…何てポツポツ考えています。
そんな、3月第3週の出来事について、メモをもとに振り返っていきます。

今週のメモ

月曜日

・何か朝から身体が重い(寝不足?)
・昼過ぎにようやく登校する児童。要支援。
・テスト祭りで、準備は要らなかったけど、採点等、後が大変だ…なかなかその場で全て処理することは難しい。
・先生出て行って、で自分たちでやろうとして色々考えるのスゴイ。けど、Sさんいてこそって感じではある。エースの育成とフォロワーの底上げの両輪という理解でいいのだろうか。

火曜日

・朝迎えに行って登校。割とすんなり。でもこれは劇薬なので、気をつけないと。
・社会のテスト難しかった。せめてルビくらいは振って然るべきだったか。
・クラス替え考えるのムズイ。紙なんて…と思っていたが、操作感やバッと広げることのできる展開のし易さで、優位な点もあるな、と感じる。
・お酒飲むと、もう何もしない(何度目の学習か分からないけど…)

水曜日

・朝行くと準備できておらず。持続が難しい。
・リハ。チャイム切ってなかった。
・リハその2。結構待ち時間あり。当日はどうするんだろ。
・送る会、確認ミスあり。分掌の抜け漏れがないようしないと。
・このメモ取るの、帰るの遅くなると怠りがち。どう時間に組み込むか。
・朝迎えに行くと、「気になって準備が遅れるから来ないで欲しい」と児童に言われる。アンガーマネジメントの概念を知っていて良かった。
・明日は自分で来るというので、約束した上で任せてみる。早いのではという声も。どこでGOするかの判断が悩ましいが、意思を尊重したい。
ただ、結果が見えてる失敗をさせることになるとすれば、良くないか。可能性に賭けるか。

木曜日

・案の定来ず。自分のミス。せめて、時間をかけてあなたを見ていくというメッセージが伝わるように話をしたつもり。
・迎えに行くと来る。特性の理解必要。
・そう言えば、休み時間に「遊びに行こう」と言われなくなったな。
・教室空けてる方が頑張っている気がする。今まで関わらない子同士が教えあってたような…。先生がいない教室で自由にするのと、先生がいる教室で自由にするのは、質がかなり違う?
・ワークの進捗揃えるの嫌やなぁ…

金曜日

・卒業式。めっちゃ手がこんでいる。
・1時間で納めるようなタイムスケジュール。もういつもこれでいい。(時間の意識、大切)
・音響はやはり多少緊張する。
・午前で児童いなくなる。午後は仕事。毎週これで行きたい。
・成績処理と教室の片付けしてたら秒で時間が過ぎる。
・早く帰れると平日でも髪を切りに行ける。ゆとりがあるのいいわ。
・麻雀の腕に頭打ち感が出てきた。やはりちゃんと学ぶべきか。

振り返り

今週はいよいよ終わりが見え始め、6年生は卒業式、在校生はテスト、な1週間でした。
一応、やるべき範囲の学習も終え、後は復習を残すのみとなりました。
授業のことで頭を悩ませることが減った一方、1日当たりの重みは増えたように感じ、来年度に向けて伝えるべきことを模索する時間となりました。

では、今週の自分について、振り返っていきます。
今週は特に、

①学級の子どもたちが今の姿になったのは何故か。
②持続可能な支援の在り方とはどのようなものか。
③年度末の仕事に思うこと。

の3つが、テーマとしてありました。

①学級の子どもたちが今の姿になったのは何故か。

この問いは、先週末に行った「伴走」で得た問いで、この1週間は頭のどこかにこの問いが常に存在しました。
終わりに向けて企画する姿、一方で少し緩んできた雰囲気、等々…
それぞれの在り方には、そうなるべくしてなった理由があるはずです。
それが見つかれば、ある程度再現可能になりそうなのですが…
まだN=1なので、なんとも言えません。
この辺りが、経験が重視される所以かもしれません。

このnoteを書き始めてからずっと懸案事項として挙げている、遅刻しがちな児童についても同様です。
遅刻の原因がはっきりすれば対応も考えやすいのですが、保護者がいない状況で起こり、本人もはっきりとは言いません。
観察眼、みたいなのが物理的にあれば即座に移植したいところですが、そうもいかないのが、この世のままならないところですね😅

地道に、みて、記述していくを繰り返すしかないと覚悟を決めたいです。

②持続可能な支援の在り方とはどのようなものか。

上記の遅刻の件への対応の話です。
先週までは電話で継続的にコールをする、という対応でしたが、なかなか埒が明かず、管理職から、朝の時間に迎えに行くことを提案されました。

現状、他からの支援を得ることが難しいため、やむを得ず行きましたが、本音としては何とも言えないものがありました。
教師の仕事のボーダーラインとは?と改めて考えるきっかけとなりました。

確かに、迎えに行けば出てきて学校に行きます。
不毛な電話でのやり取りを続けるよりは、即効性があるでしょう。
しかし、それは本当に子どものためになっているのか、自信が持てません。
私はまだ時間のリソースがありますが、来年度になったとき、同じような支援が得られるかは分かりません。
劇薬として、機能してくれれば良いですが、あまり良い感触はありません。

そもそも、学校に子どもが登校してくる、というのは、誰に責任があるのでしょうか。
不勉強なので学んでみる必要がありますが、今の構図はどこか歪です。

対人支援職というのは難しいですね。
地道なことの繰り返ししかなさそうです。

③年度末の仕事に思うこと。

年度末になり、仕事納めの雰囲気が漂ってきました。
所見が電子化するなど、一昔と比べて雰囲気は変わったといいますが、未だ根強く紙文化も残っています。
一方で、紙の操作性に利便性を感じる面もあったり…
杓子定規にどちらかがダメ、というわけでは無いのが難しいところですね。

とはいえ、変えるべきものは変える必要があると思うのですが…
そういうのって、どうやって意思決定していくのでしょう?
例えば、シャーペン禁止とか、そんな感じのルールは、正直いらないと思っているのですが、そういうのを話し合う場が(少なくとも私の勤務校には)あるように思えません。
問題提起する場があればいいのですが…基本は前例踏襲なのかな?
こういうのこそ、年度末の仕事としてあって然るべきと思うのですが…

確かに忙しいですし、そういうところまで首が回ってこなかったのかもしれません。
春休みも短いですし…
こういうところから、意識改革していく必要がありそうですが、どうしていいか、具体的な策が見えません。難しい…
取り敢えず、自分なりの疑問点を書き出したり、近くの先生方と話したりなど、出来ることをやっていきたいと思います。

今週のまとめ

子どもたちの「今」の姿から、「これまで」の関わり方と「これから」の関わり方について考える時間となりました。
合わせて、学ぶ環境を整えるために、自分がとれるアプローチについて探る必要を痛感したのも、この1週間です。
負のサイクルを繰り返さないためにも、正に転換するための手だてを探り、周囲に働きかけることが出来るような教員を目指したいと思います。

今週の新しいこと

最近、体調管理の重要性に目覚めています。
朝早く起きるようになったのも、その一環なのですが、割と好感触だったため、「もっと!もっとそういうの頂戴!」となっています。
このメンタリティーでいることが健康的かは分かりませんが…

と、いう訳で、今週はプチ断食を試してみました!

健康のために何をしようかなと考えたとき、取り敢えずエビデンスが少しでもあるものから順に試してみようか、という心境になりました。

この著者の本、割と好きなんですよね。
兎に角、色々と載っているので、少しずつ試していこうと思っています。

で、ここに紹介されているものの1つが、ファスティング(いわゆる断食)だったんです。
運動習慣も、ここに載っているHIITというものを取り入れてやっています。
ちょっとずつ染まっている感じがしますね(笑)

で、どうだったかというと…

よく分かりませんでした(笑)

私が行ったのは、18時間水やコーヒーのみで過ごす、というタイプのものでしたが、よく考えると学生の頃も、飲み会の次の日はだいたいこんな感じでした💦
肝臓を休める効果があるようで、本能的に取り入れていたようです。(笑)
なので、既にやっていた可能性があることもあり、やってみて即、「健康になってきた!」という感覚はありません。
…むしろ不健康なような。
やっていると夕方には足の力が入りにくくなり、平日は子どもたちに当たり負けしそうな気がするので、休日のみの運用となりそうです。

ただ、良かったのは、空腹で集中が削がれる、ということが無かったことです。
この点を懸念していたのですが、むしろ集中できました。
やはり肉体労働と頭脳労働は別ですね。
教師は割と肉体労働の側面も強いのでアレですが…

まぁ、こういうのは続けてなんぼですよね。
しばらくやってみて、また判断したいと思います。

さて、来週はいよいよ学級最後の1週間。
成績処理もあらかた終わり、後は送り出すのみです。
お腹は空っぽですが、心はいっぱいになるような時間を過ごせるよう、最後までやっていきたいと思います。
ではまた!

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