企業で役員まで上り詰める方法
こんばんは。立ち寄っていただきありがとうございます。
勤め人をしていると、毎年気になるのが年度末の人事発表ですよね。あの人が部長?!え?あの人が役員?!みたいに社内がざわざわするやつです。
たいてい出世する人は、昼夜関係なく働くシャカリキサラリーマンだったり、仕事第一で家庭ボロボロだったりするのが定説かと思います。実際、それに当てはまる人をこれまでたくさん見てきました。
ですが、そんな定説を打ちやぶる逸材がぼくの会社にはいます。
ぼくは従業員1万人以上の外資系企業に勤めていますが、その中で執行役員まで上り詰めるのは並大抵のことではありません。しかしその役員は、毎日必ず家族と朝夕食をともにすることをモットーとしています。ですので18時台には基本的に退社します。もちろん仕事は早く、判断も的確です。
ぼくは彼に、どうやったらあなたみたいに仕事ができるようになれるのか聞いてみたことがあります。彼の回答は明確でした。
「残業をしないこと。」
「君が1日にやらなくてはならない仕事が10だとしよう。そして君が処理できる仕事量が5だとする。君は足りない5を補うために残業をして7まで引き上げる。これが間違いだ。君がやるべきことは、きっちり与えられた時間内で処理できる仕事量を5から5.1に引きあげる努力をして毎日定時で帰ることだ。不安に思うことはない。私はそれだけを続けて今、役員になっている」
これ、しびれませんか?かっこいいですよね。彼が管轄する部署の残業時間は社内でもトップクラスに少ないです。時間内で必死に働き、スパッと帰る人ほど優秀だという空気があります。
上が変わらないと、下も変わらないのが組織の常です。もしあなたの会社の管理職が毎日遅くまで働いていたり、休日も平気で出社しているようなら、彼らは残念ながら無能であると言わざるを得ないでしょう。おかしいと思ったら部署を変えるか、会社を変えることをオススメしたいと思います。
残業が嫌いな人が集まる会社は、めちゃくちゃ楽しいですよ。
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