スターシャフトの謎〜ギザの3大ピラミッド〜
エジプトの代名詞とまで言われるギザの三大ピラミッド。
構造物として形を保っているものでは世界最古であり、4,500年も前に建造されました。
1番大きなクフ王のピラミッドに積まれたブロックはひとつ2.5トン。
合計で280万個も積み上げられ、建造には20年の期間を要したと言われています。
ただ、それ自体が一体何の為に作られたものなのか?どのような方法で造られたのか?
未だに正確な証明はされていません。
その中でも謎に包まれた『スターシャフトの謎』について、分かりやすく謎解きをしていこうと思います!
ピラミッド内部にある王の間には、花崗こう岩製の簡素な棺ひつぎが置かれています。装飾はまったく無く、蓋はまだ見つかっていません。
更に肝心な遺体も発見されていないのですが、王の間、そしてその下に位置する女王のまからは南北に20cm角ほどの「通気孔」と言われる穴が空いていて、女王の間から伸びている通気孔は、何故か外部とつながっていません。
そしてこのような通気孔を有するのは、138個あるエジプト中のピラミッドの中でも最も大きい、このクフ王のピラミッドだけなのです。
そもそも通気する必要があったのでしょうか?
王の遺体が置かれていた場所であれば、そもそも通気する必要は全くありません。エジプトであっても雨が降ることはあります。
もし本当に通気孔が必要ならわざわざ雨水が入ってくる様に斜め上にはしません。しかも斜めに穴をあけるのは、このようにかなり難しい技術を必要としました。
ピラミッドが完成してからドリルで穴を空けたわけでは無く、
窪みのあるブロック達をいくつもあわせて直線にしているのです。
ではいったいなぜ、わざわざこのような穴を設けたのでしょうか?
そもそもギザの3代ピラミッドの配置はオリオン座の3つ星と一致しているという、オリオンミステリーがあります。
このようにオリオン座の3つ星と比べると配置がぴたりと一致するのです。
さらに最近のコンピュータ技術により、ピラミッド建設当時の星々の位置を再現した研究からこの4つのシャフトが同時に4つの星々を捉えていた事が判明しました。
なんと王の間の南側シャフトはオシリスを表すオリオン座アルタニクを指しています。つまりオリオン座と並べた時このクフ王のピラミッドと一致するんです。。。。
そして女王の間のシャフトはイシスを表すシリウスにピタリと焦点が当てられいます。
同じく女王北側のシャフトはこぐま座コカブ。別名エンペラーズガードといい、王を守る星と言われています。
最後に王の間、北側のシャフトは周極星(沈まない星の)りゅう座のトゥバンに当てられています。
「トゥバン」とはアラビア語で「蛇の頭」を意味します。
蛇やコブラは古代エジプトでは、「電気や稲妻」または「魔術」のシンボルとされていました。
最後の星だけ、何故「電気や雷や魔術」を意味する星に当てられたのでしょうか?
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