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就活生「年間休日数を大事にします」に対する違和感

2025年卒向け就職活動の情報解禁がスタートし、合同説明会や企業説明会が活発になってきました。

海外に住んでいるのでYouTubeでニュースを見ていますが、就活関連のニュースがちょくちょく流れてきます。
そこで見たのが、合同説明会に参加した学生にインタビューしているニュース動画。

「就職先はどんな軸で考えていますか?」という問いに対して、

「年間休日数を大事にしています」
「産休育休制度が充実している企業が良いと思います」
と答える学生。

なんだか違和感を感じました。
仕事を探しているのに、どうして「どれだけ休めるか」が軸になるのだろうか。

自分が社会に対してどんな価値を与えていきたいのか、とか
将来どんなキャリアステップを叶えていきたいのか、とかはその次なのだろうか。

女性が唱える「産休育休制度の充実」がどの程度のものなのかは把握できないけれど、
いまはほとんどの企業で最低限の制度は完備されているはず。

もし既に結婚しているなら別だけど、
そうでないなら、まだ存在しない心配事をしなくてもいいのでは?と思ってしまう・・・

しかも、ライフプランによってキャリア構築の機会を閉ざされてしまう可能性がある女性こそ、早期に活躍してポータブルスキルを身に付けられる環境に身を置くべきだとすら思う。

悪意を感じるメディアの切取り方

ただ、そういった就活生のスタンスよりも疑問に思うのが、メディアの切取り方。

「ワークライフバランスを大事にする」というような声を集めて、企業に圧力をかけているようにも感じる。

さらに悪影響だなと思うのが、こういったニュースを見た未来の就活生や親世代への影響。

未来の就活生はその考えをコピーするだろうし、
親は子供に「年間休日が多い会社を選びなさい」とアドバイスをする。

こうして雇う側と雇われる側の意識のズレはドンドンと広がっていく。

本当にありたい姿を実現する手助けがしたい

このニュース動画を見て改めて、関わる人が本当にありたい姿を実現するためのお手伝いがしたいなと強く思いました。

お休みの数ではなく、「ありがとう」と言われる数で仕事を決めてほしいし、
子供に誇りをもって紹介できる仕事に就ける人を増やしていきたいと感じています。

コーチングを通して、そんな世界を作っていきたいと心から思った!!

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