コーチ量産時代にポジウィルコーチングスクールを立ち上げるワケ
こんにちは。ポジウィルの笹内と言います!新規事業開発部のマネージャーと、ポジウィルコーチングスクールという、未経験からキャリアトレーナーを目指せる、または組織内でのキャリア支援スキルを学べる養成講座の事業責任者を務めています。
2024年4月にローンチし、色々な方の支援をいただきただきまして、2期生が開講中です。嬉しいことに12月から始まる3期生にも続々とお申し込みをいただいております。
決して安い自己投資ではないこの講座への受講を、多くの方に決めていただけることに対して、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。
きっと人生を懸けた自己投資なのではないでしょうか。少なくとも僕は、そして僕のチームはそうやって受講生のお申し込みを1件1件受け取っています。
みなさまの人生を懸けた意志決定に対して、僕らも人生を懸けて向き合います。
分単位での講義設計、講義当日ギリギリまでの打ち合わせ、講義が終わった瞬間振り返り。
みなさんの意志決定を必ず成功体験にするべく、必死に講義運営をして参ります。
さて、改めて僕がこのコーチングスクールを運営する「意味」や「想い」を考えてみました。
想い無き事業に、人は集まりません。
拙い文章ではございますが、読んでいただけると嬉しいです。
※僕はポジウィル以外に2社ほどICF認定スクールを卒業しており、どのスクールも大好きでリスペクトをしております。仲間もたくさんいます。仕組みや流派に違いはあれど、根底の想いは同じです。従来の仕組みに問いを立てる部分もございますが、リスペクトが前提にありながら記載をさせていただいていることをご認識ください。
組織で戦う人を応援したい
僕個人の想いとして、「会社組織で戦う人を応援したい」というものがあります。
まず前提として、僕は「その人がその人らしい人生を歩む」ことを願っています。
ただ、組織で働いている中で「自分らしく」いられる瞬間はどれだけあるでしょうか。
組織のために自分を抑える場面もたくさんあります。
役割として、諦めることもたくさんある。
そんな人たちに「自分らしく生きようよ」「自分がやりたいようにやればいいじゃん」という言葉をかけるのはとっても簡単です。
「そんなに苦しいなら会社やめちゃえばいいじゃん」
そんな言葉をかける選択肢もあるかもしれません。
でも、そんな言葉をかけられて、「自分らしく自由に」生きられる人がどれだけいるでしょうか。
少し自分の話をします。
僕の父は会社を経営しています。
従業員数十名の小さな会社ですが、それでも数十名の人生を背負って生きています。
還暦越えても、病気を患っても土日関係なく働く父の姿を見て、「もうやめて、自分の好きなことやんなよ」って何度思ったことか。何度言ったことか。
でも父は、従業員、そしてその裏側の家族の人生を背負って、頑張り続けています。
そして、父と二人で話をする度に、背負ってるものの重さと大きさを感じるのです。
父に対する思いは次第に、
「辞めて自分らしく生きればいいじゃん」ではなく、「今のまま会社で頑張ってほしい。でも自分を大切にすることも諦めないでほしい」
に変わっていきました。
「組織の中で役割を全うしながら、自分の人生を生きる」という難題を諦めずに望んでほしいと思うようになりました。
僕は、「会社組織の中で他者と働く」ってとてもやりがいのあることだと思うのです。
もちろん、組織なので自分の好きなことばかりやっているわけにはいきません。
自分の好きな人ばかりとつるんでいるわけにもいきません。
役職者は、役割を演じる必要もあるでしょう。
でも、そんな組織の中で、少しばかりのストレスを感じながらも他者と関係性を築き続けて、協働して働くことにとても意義とやりがいがあると思うのです。
組織を抜けて、自分の好きなこと、やりたいことを、自分の好きな人とだけやって生きていく選択肢も今はあります。
または組織の中での役割を全うするために、自分を殺しながら働くこともできるでしょう。
でも、「組織の役割を全うすること」と「自分らしく生きること」は両立可能だと思うのです。
それを目指すことを諦めないでほしいのです。
そして、それを目指す支援ができる人をもっと世の中に増やしたいのです。
世にいるマネージャー、リーダーの方は、メンバーの人に対してこんな気持ちを抱えてるんじゃないでしょうか。
「自分らしいキャリアを築いてほしい、でも辞めてほしくない」
「結果は出すために必死に頑張ってほしい。でも、自分を犠牲にしてほしくない」
一見両立するのを諦めてしまいそうになることもあります。そして両立してもらうように支援をする難しさを感じることも多いです。
でも、ポジウィルは「転職を前提としないキャリア支援」をずっとやってきた会社です。
ポジウィルのキャリア支援を受けて、転職せずに今の会社で自分らしいキャリアを築いていった人もたくさんいます。
我々なら「組織の中で(時には自分に折り合いをつけながら)自分の人生を生きるための」支援ができます。
そしてその支援ノウハウを教えることができます。
「組織で働く喜び」と「自分らしく生きる喜び」を、諦めずにどちらも感じてもらえる。
そんな支援者になってください。我々は全力でサポートします。
ここまで読んでくれて、少しでもポジウィルコーチングスクールが気になった方は、ぜひざっくばらんにお話ししましょう。僕も登場します。
話をしてみる
支援者の働く場所を創りたい
もう一つは、「支援者の働く場所を創りたい」です。
前述の通り、僕はICF(国際コーチング連盟)認定スクールを2社出ております。一時期は個人事業主としてコーチをしていました。
そこで感じたのは、「集客ってめちゃくちゃ難しい」です。(当たり前なんですが)
もちろん、僕の実力不足や経験不足も多いに関係あると思いますし、普通に努力が足りなかっただけかもしれないです。
それでもコーチングがしたかったから、Twitter毎日10ツイートしたり、note2000文字を毎日書いたり、色んなイベントに顔だしてみたり、、
そんなことをしてるうちにこんなことを思うようになりました。
「あれ、コーチングしたくて活動してるのに、コーチングしてる時間より集客(それ以外も)してる時間の方が長いじゃん」
もちろん、その集客活動も含めてやりがいや楽しさを感じる方もいると思います。それを否定する気は全くありません。
でも僕はコーチングがしたかったんです。対人支援がしたかったんです。
さらに今はコーチングスクールも増え、コーチや対人支援者がどんどん増えていく時代です。
未経験からコーチングを始めて、なんの肩書きもなく、やる気と想いだけはある過去の僕のような支援者は、仕事をしていくのがますます難しくなると思います。
コーチ登録のプラットフォームは今も複数ありますが、結局は実績や肩書きで選ぶ人や、個人的繋がりや紹介で選ばれることがほとんどなので、集客活動やブランディング活動をしなきゃいけないことには変わりません。
支援者が、支援活動だけに集中できる環境を創りたい。
学んだけど実践する場所がなくて、結局学びを辞めてしまう人を減らしたい。
今のポジウィルなら、それができます。
なぜならポジウィルキャリアというキャリア相談サービスをずっと自社でやってきたから。累計の相談者数は30,000人を超えています。
集客はポジウィルが。支援は学びを深めたプロの支援者が。(ここには正社員も含まれます)
そんなプラットフォームをポジウィルなら創れます。
実際に、ポジウィルコーチングスクール(旧サービスの認定講座も含む)を受講し、試験に合格されてキャリアトレーナーとして活躍されている方が何名もいます。
もちろん、努力は必要です。必須です。
試験に合格するのもかなりハードルが高く、大変です。
そして現場に出て働き始めてからはもっと大変です。
それでも。
集客でもなく。ブランディングでもなく。目の前の人を幸せにするための努力だったらみなさんできるはずです。
試験に落ちては勉強し、落ちては勉強し、、合格して現場に出ていく。そんな人を何名も見てきました。
時には辛辣なフィードバックを喰らい、涙しながらも踏ん張って面談に臨む支援者を何人も見てきました。
過去の自分のように、キャリアに悩む人の力になりたい。他者から直接感謝される仕事がしたい。
そんな想いを形にできるフィールドを創って、待ってます。
(※音声が流れます)
いただいたサポートは、コーチング関連の学びに使わせていただきます。