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カウンセリングは準備しなくて大丈夫!(とはいえ心配な方へ)

こんにちは!
心理カウンセラーの俊(しゅん)です。

皆さんは、カウンセリングを受けたことがあるでしょうか?

だいぶ日本にもカウンセリングが浸透してきましたが、まだまだ「受けたことない…!」という方も多いのではないかと思います。
この記事を読んでくださっている方のなかには、今気になっているカウンセラーさんに相談してみようか迷われている人もいるかもしれませんね。

初めてカウンセリングを受けるのって、緊張しますよね。
予約を取ることにも少し勇気がいるのではないでしょうか。

今回は、
「カウンセリングを受けるにあたって何か準備は必要なの?」
という点について書いてみたいと思います。

先に完全な結論を書いてしまうと、
カウンセリングを受けるための準備は必要ありません!!

カウンセリングでは、話してはいけないこともありません。
どんな話題でも、どんな内容でも大丈夫です。
また、カウンセラーはクライアントさんのお話を聴く専門家ですので、話す順番や時系列が整っていなくても、しっかりとポイントを聴き出してくれます。

もちろん、僕のカウンセリングでも、話す内容が整っていなくても問題ありません。お話しいただいた内容の中で大事な点は僕がメモを取りますし、カウンセラーの立場で気になる部分をしっかりお聴きます。
ご希望に応じて、一緒に筋道を立てるお手伝いもできますので、どうか安心してカウンセリングをご利用いただければと思います。

ぜひ、気になっているカウンセラーさんにご予約してみてくださいね!!


…と、それだけではこの記事は終わってしまうので(笑)

「そうは言っても喋るの苦手だし!初めて話す相手にどう伝えたらいいか不安だよー!」

という方向けに、僕がカウンセリングを受けた実体験をもとに、自分なりに試行錯誤した事前準備について、振り返りパターン別に触れてみたいと思います。
それぞれのパターンによって満足度がどう変わったかも含めてフォーカスしてみました。

もちろん、これが正解!というものはありません!
あくまで「参考」の1つとしてお読みいただければと思います。

それではいってみましょう✊

「言いたいことを伝え忘れてしまった…」パターン

初めてカウンセリングを受ける場合は、どんな風に話せばいいか迷ったり、少し緊張もしますよね。
僕もそうでした。
お悩みがたくさんあればあるほど、
「あれも話したいしこれも話したいし!」
と迷うこともあるかと思います。

例えば、60分のセッションだとしましょう。
いざカウンセリングが始まると、60分はあっという間に過ぎていきます。(不思議です、、)

夢中になって話していたり、ひとつの話題から色々なものが思い出されて予定していなかったことも話していると、気付けば時間が経ってしまい、後で
「ああ、あの件も話したかったのに言いそびれてしまった…」
とモヤモヤすることもありました。

もちろん、1回のカウンセリングやセッションで全てを吐き出すというのはそもそも難しいので、だからこそ多くのカウンセラーが継続セッションを推奨しているのですが、とはいえ一回一回のカウンセリングで後味が悪いのは嫌ですよね。

そこで僕は対策として、
「今回のカウンセリングでこれだけは話したい!」
という内容を事前にノートに書くようにしました。

書き出していくと不思議なもので、色々と連想してあれこれと内容が継ぎ足されていきます。
綺麗にまとめる必要はありません。
自分の思うままに、ノートのスペースを大胆に使って書いていました。

すると、書き出すことで少し気持ちが整理されたり、
「問題だと思ってたけれど意外とこれは急いでないな。他のことを優先して相談しよう」
などと自分の中で緊急度と重要度の仕分けができることもありました。
これ、実はセルフカウンセリングの効果もあると気付いたのは、少し後になってからです。

書いたノートはコピーを取って、カウンセラーさんにお渡ししたり、ZOOMに投影したりしていました。

これで伝え忘れた!ということはほぼゼロに。

ただその代わり、別の事態に陥るのでした。

「メモを読むのに必死で癒された感が薄い…」パターン

ノートの効果を体感して
「これはいい!」
と思ったのも束の間、次の課題がやってきます。

それは、あまりに悩みやストレスが溜まり、ページいっぱいにびっしりと書き込んだノートを持って臨んだカウンセリングの日に起こりました。

ノートに書いてある内容をカウンセラーさんに伝えることに必死になって、時間と労力を使いすぎてしまい、カウンセラーさんの言葉を「受け取る態勢」に入れなかったのです。

クライアントさんによってカウンセリングに求めるものは違うと思いますが、僕の場合は「吐き出したい」「聴いてもらいたい」というよりも、カウンセラーさんから別の視点を提示してもらったり、気付かないうちに凝り固まっていた観念を解きほぐしてもらう方が満足度が上がることが多かったのですが、あまりに僕から伝えることに集中しすぎて、「アウトプットするモード」になってしまっていたのでした。

すると、カウンセラーさんの提案や言葉というものがあまり沁み込んでこず、なんだかいつもと違うコンディションに自分を仕立ててしまったな…と帰り道に思ったのでした。

落とし所は…「タイトルだけ書く」!笑

何度もカウンセリングを受けた結果、ついに個人的な結論を出せました笑

ノートに、悩んでいることのタイトルだけ列挙していくという方法です。

これは色々と細かく書き込まないので広がりはありませんが、相談したいトピックスとして網羅するには十分です。

それに、何度もカウンセリングを受けているうちに、段々と相談に臨むテンションやスタンスも自然と整っていきました。(意識してないのに、不思議)ノートに細かく書かなくても、自分のなかでモヤモヤしているポイントを絞ることが出来るようになったのです。
いま思えば、カウンセリングによって物事の捉え方や受け取り方が変化していったことによる効果だったのかなぁと思います。(すごい!)

体験はいつか、何かに活きる

しかも、これには思わぬ副産物がありました。
自分がカウンセラーとなったときに物凄く役に立ったのです。

クライアント様がお話されている中で重要なポイントを汲み取って、そこから僕なりに紡いだエッセンスをメモできるようになりました。

もし60分のカウンセリングのなかで、クライアント様の話された内容全てをメモしようと思ったら、ノートとにらめっこになってしまいます。
僕はできる限りクライアント様と顔を合わせてお話をお聴きしたいですし、対話も重ねていきたいと思っています。

だから、いまこうして活動できているのは、過去に自分が何度もカウンセリングを受けてきたからなんだなぁ…と感慨深く思います。
なによりも、勇気を出してカウンセリングに予約をした自分に、感謝ですね。

僕たちは仲間です

多くの場合、カウンセラーもまた、別のタイミングではクライアントでした。
だから、あなたより少しだけ先に、悩んだり相談したりを繰り返していただけで、言ってしまえば僕たちは仲間だと思っています。

大丈夫。
あなたの勇気は、必ず将来のあなた自身と、もしかしたら周囲の人も救うことになるかもしれません。

ぜひ、カウンセリングに飛び込んでみてくださいね👍

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本日もお読みいただきありがとうございました。

それでは、また別の記事で。


心理カウンセラー 俊(しゅん)

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